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コンダラって重いよね

おっも~いこんだら しれんのみ~ち~を~

こどもの頃、聞き間違えたり覚え間違えていた言葉ってありませんか?

冒頭に書いたのはあまりにも有名な「巨人の星」のオープニング曲の歌詞。星飛雄馬がひいているコンダラ、確かに重そう。。。

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コンダラ話その1、天王洲アイル。

小さい頃、母と一緒に羽田空港まで祖父母を迎えに行くことがあった。浜松町でモノレールに乗り換えて、窓に向かって配置された座席に座り外を眺めるのが好きだった。

「次は、てんのうずぁいーる。てんのうずぁいーるです。左側のドアがひらきます」

停車駅を告げる車内放送を聞いたあみ(幼稚園児)の脳内:

『へぇ。てんのう ザイールっていう駅があるんだ。ザイールって何だろう。

あ、てんのうってもしかして天皇のことかな。天皇のザイールかぁ。よくわからないけど、すごく強そう』

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コンダラ話その2、ファラオ。

小学校で「王家の紋章」というマンガの回し読みが流行った。考古学を学ぶアメリカの大学生キャロルが古代エジプトにタイムスリップするお話。

そこにはいろんな国の王様や王子様が登場する。そして王様の名前には必ずルビがふってあった。

ファラオ ←ルビ
○○○王 ←王様の名前

といった具合に。

それまでほとんどマンガを読んだことがなく、ルビの意味を理解していなかったあみ(たぶん7歳くらい)の脳内:

『やたらファラ王って出てくるけど、ファラ家っていくつあるんだろう。みんな親戚なのかなぁ。日本でいう佐藤さんとか鈴木さんみたいな感じ?』

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あの頃のあみちゃんに教えてあげたい。東京に天皇のザイールはない。そしてエジプトにファラ王はいない。っていうかファラ家がそもそもない。たぶん。

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