おとうさんイス
食事の時、子どもが大人の膝に乗って座ることがあり、おとうさんイス、おかあさんイスなどと呼んでいます。食が進まない時に、大人と一緒に食べることで、早く食べ終えてもらおうという工夫なのですが、子どもたちが成長して、重たいのです・・。
子どもを膝に乗せて、食べ物を口に運んで・・などとやっていたら、自分のご飯はゆっくり食べられませんが、子どもたちとの大切な時間でもありました。
上の子は8歳ですが、下の子がおかあさんイスをしていると、おとうさんイスを所望したりします。僕が対応できることは休日くらいになってしまうのですが、もはや身長も伸び、膝に座ると僕の視界は阻まれてしまいます。
一緒に食べると言うよりも、もはやただのイス。自分のご飯を食べようにも、変な体勢で食べなくてはならず、お茶碗を口元まで持って箸で食べる、みたいな両手の動きができないので、途中で食物を落としてしまったりして、うまくいきません。
子どもに注意する手前、自分の食べ方はきちんとしていたいもの。そのため、おとうさんイスになっている時には、イスであることに専念します(つまり、何もできません)。
休日、幸か不幸かおとうさんイスの取り合いになることもあります。いや、二人で仲良く座ればいいやん、と思うのですが、そうともいかないらしく、小競り合いになることも。
そうなると、食事をスムーズに食べさせる目的が薄れ、子どもたちの仲裁に入って、さらに時間がかかる結果にも。子どもたちの椅子は、もっと座面が高い方がいいよなぁ・・と思いつつ、どんどん大きくなっていくことに追いついていない感じもします。
子どもは日々成長するわけですが、大人はその変化に対応できるようになるとか、イスとして活躍できない状況(お腹が出るとか)にならないよう、ちょっと考えてしまいました。
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