何度か書いているけれど、相変わらず、野球に詳しくありません。詳しくないけれど、野球応援は何度となく経験しています。所属している団体で野球応援に駆り出されたのです。高校、そして社会人になっても。

また、実際の応援ではトランペットが多用されます。吹奏楽部に入ってトランペットという楽器を選択したからか、吹きまくることが多いのです。しかし、僕の吹き方は野球応援というよりは、小さなジャズバーという風情の音の出し方なのです（つまり音が小さい）。

いま東京ドームでは、まもなく決勝戦を迎える都市対抗野球が行われています。都市名を背負って、各企業の野球部がしのぎを削っています。

毎週月曜日には、旅の記録を書いています。

新卒で入社した企業が野球部を持っていることは知っていました。でもまさか、よく知らない野球の応援にまたもや駆り出されることになるとは・・。

新卒で横浜支店に配属されたのは、僕を含めて10名。そのうち、都市対抗野球大会に出る野球部の応援団として選ばれたのは僕とほか2名でした。ほかのメンバーだって、フットサルとか草野球とかサイクリングとか、いたでしょうに。もしや僕のトランペットが必要なのか？

と考えているうちに、即席の応援団ゆえ、合宿をすることになったのです。大きな会社だったので、東京近県の各支店から新入社員が集められていました。職場を離れ四日間の応援合宿。体育会系の合宿が初めてだったこともあり、かなり緊張しました。

眼光鋭い同期がいて、急に団長みたいな振る舞いしてるな・・と思ったら、とある大学の応援団長だったとか。偶然なのか、必然なのか・・。

蓋を開けてみると、確かに体育会系なのですが、僕が真面目だったこともあり、何となく毎日少しずつ上達し、みんなも応援団としてまとまっていきました。日に日に日焼けして黒くなって、何となく逞しくなったというか。

団長にも一目置かれる真面目ぶり。

あまり名前を呼ぶことのない団長が「もつさん！」と何かの時に呼ばれたのが印象的でした。（怒られていたわけではなかったはず笑）

団員はみんな同期だったので、ほかの支店の話を聞いたり、この合宿でくっつく奴らがいるとかウワサしたりして。寝る前は、修学旅行の夜のような会話をしたのを思い出します。

肝心の野球の結果は、準々決勝くらいまで勝ち上がった記憶があります。勝ってくれると、応援団は仕事に行かなくていい日が増えるので、妙に応援に力が入ったものです。東京ドームのスタンドで、試合を背にして声を張り上げ、腕を振り・・今もこの応援団、続いているのでしょうか。

ちなみに、トランペットは不要でした（笑）

#野球応援 #都市対抗野球 #合宿