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運のいい人、どこにいる #書もつ

聴く読書が続いている。もちろん文字でも読んでいるのだけれど、アプリ内のリストを見るとついつい「聴きたい」本が増えていく。

毎週木曜日は、読書記録を書いている。(このことわり書きも忘れがちになっている)

便利なのは、似たようなテーマの作品をまとめて聴くことができるところだ。書く人によって、さまざまな解釈があり、読み手への配慮もそれぞれ違う。本質的には同じでは?と思うけれど、それをどう伝えていくか、という視点も面白い。

そんなふうに聴いている中で「運のいい人」について書かれている作品にいくつか触れた。

最近では、野球の大谷翔平が高校生の頃に書いたと言われている目標達成のための行動指針(9x9=81マスのアレ)が注目されて、その中に「運」を向上させると記載されていた。

運のいい人、あなたの身近にはいるだろうか。

聴きながらぼんやりと、否、かなり明確に感じていたのは、僕自身「運がいい」ということだった。

運がいい人になる、というのはいかにも怪しげであるし、そんなの考え方次第でしょ、とも思われがちだけれど、大切なのは考え方だけではない。

そもそも“運がいい”というのはどんな状態か(理想)は人によって違うことを認識する必要がある。

引き寄せとか、神様に好かれるとか、宇宙の原理のような言葉で、なんとなく説明されているような気のする作品もこれまで読んできた。

しかし、科学的に「運の良さ」を解明している作品には出会ったことがなく、それを聴いたことで僕自身が持っているの運の良さを実感したのだった。

新版 科学がつきとめた「運のいい人」
中野信子

脳科学者として信頼を得ている筆者であり、いくつか読んだことがあったので、今回も楽しく聴くことができた。いくつもの実験例を挙げて、運のいい人について解説していた。

運のいい人の解説だけではなく、運のいい人になるためには、こんなことをしてみよう、という提案がとても親切だった。やってみよう、と思えるハードルも低い。

例えば、運のいい人は「丁寧な言動」という特徴があるのだそうだ。

丁寧であるから、相手の理解や協力を得やすい、ということだ。そう、当たり前のことである。ただ、これをずっと続けることが大切なのだ。同じ人に、家族に、同僚に、後輩に・・。

僕は、それを意識していたわけではないが、職場では基本的に誰に対しても敬語である。年齢がわからないと言うのもあるが、あえて敬語にしない理由もない。

それが、丁寧な言動なのだと思う。

これだけが理由ではないはずだが、仕事で協力を得られたり、思わぬ展開に救われたり、助かった!と感じることが多い。毎日のように、感謝している。

総じて「運がいいな」と思うのである。

さらに、そばにいる家族にも恵まれていて、仕事の愚痴を聞いてくれる妻はだいたい「そんなのしょうがないじゃん」で話を切り上げる。

確かに、しょうがないことで悩んでいても時間の無駄である。どんな自分でも肯定していけることは、運がいい人の資質なのだとか。

作中には、まだまだ“運がいい人”になる特徴が科学的な根拠とともに書かれているし、そのどれもが当たり前・・と言うか難しいことではない。

そのすべてを実践していたわけではないが、思い当たる部分はいくつかあった。それもこれも、noteで書いて、読んでもらっているからだとも思う。

運がいい人、どこにいる。


サムネイルのキャッチーな配色と印象的な男、実は僕らしい。infocusさんとAIによる共作とのことだけれど、運がいいってこんな感じ?ほんと?(笑)ありがとうございます!

#脳科学 #運 #運がいい  

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 これまでの記録などhttps://note.com/monbon/n/nfb1fb73686fd