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「自分大事部」に入部

 自分を大事にして生き、後悔のない人生を送りたい。そう思って暮らしていても、そもそも自分を大事にするってどうすることなのでしょうか。それが分かっていないと自分を大事にしようにもできません。私は、人生が終わるときに、満足していたいと思っています。そこで、「自分大事部」を作り、入部しました。現在、自分大事部の組織には、私と先輩の2名しか所属していませんが、「自分を大事に」とはどうすることなのか考えながら、自分を大事に毎日を送っていきたいと思っています。
 ここでは、現在の私なりの「自分を大事にする」とはどういうことなのかを書いていきたいと思います。

1.自分が大事にしているものに気づく

 自分を大事にしようと思ったときに、自分が大事にしているものに気づくことは大切だと思っています。日々をなんとなく過ごしていると、自分の好きなことに対する感覚は鈍くなっていきます。自分は何にワクワクするんだろう、何が好きなんだろうってことに敏感になる必要があります。以前のnoteでこんな記事を書きました。

 自分が大事にしていることに気づくために「やりたい事リスト」をつけてみると意外とやりたい事はでてこなかったりします。最近は毎日ノートを持ち歩き、日々、自分の心の声に耳を傾けて自分のやりたい事を集めています。その作業が、自分が大事にしていることに気づく一歩です。

2.健康は大切

 やりたい事があった時、健康であるということが大切になってくる場合があります。ですから、自分の体の健康は大事にしたいなと思っています。そのためにしているのは、健康に対する情報を得ることです。最近こんな本を読んでいます。

 人々が恐れる「がん」ですが、いつか自分もなってしまうかも しれません。その時に医者の言われるがままに抗がん剤治療を受けるべきなのかなど考えさせられる内容でした。健康を大切に生活しますが、何か病気になったときに自分なりの知識は持っておいた方がいいなと思うようになりました。
 また、健康を意識して最近は、大好きだったジュースを飲む回数を減らし、その代わりに純度の高いクエン酸の粉を買ってクエン酸ドリンクを飲むようになりました。それ以外にも、お菓子の量を控えたりしながら、あまりストレスがかからない程度に健康に気を遣った生活をしています。健康は損なうこともあるかもしれないけれど、ある程度健康に気を遣った生活をすること。そして、心の健康も大切で、ストレスがかからないように、ストレスがかかったときには自分の心の健康を最優先にしていくことが自分を大事にすることだと思っています。

3.自分のやりたい事をする

 やりたい事に目を向けながら、自分が大事にしていることに気づく感覚を大切にしていきますが、その日にできる「やりたい事」はその日にしていくことが自分を大事にすることだと思っています。
 例えば、「家族と楽しく食事をする」、「我が子とたくさん喋る」など、その日に意識すればできることもたくさんあります。家族のこと以外にも、「美味しい寿司を食べる」など、もしかしたら週末にでもできるかもしれません。自分が大事にしていることを意識して、自分のやりたい事をできる限り優先して毎日を過ごしています。もちろん、バランスは必要ですが・・・。そして、自分にとってやりたい事って、結構日常にいっぱい落ちているようにも思います。
 私は妻と、2歳と4歳の子どもとの4人家族ですが、家族の時間を大切にしたいと思っています。ですから、朝ごはんを一緒に食べ、17時前後には仕事を終えて夕飯も一緒に食べています。その後、子どもが寝るまでの時間も大事にしたいと思っています。時々疲れてしまうときもありますが・・・。
 それから、自分の趣味も大事にしています。今は月1回のサーフィン。そして、今日は子どもが寝た後、夜サウナに出かけます。心がワクワクしています。自分にとってやりたい事をするって自分を大事にすることだと思っています。

4.自分のやりたい事のために一歩でも進む

全日本フットサル選手権の全国大会に出場した時の写真。赤色ユニの一番右が僕です。

 これは、私の大切な思い出の一枚です。今から12年程前に、目標にしていた「全日本フットサル選手権」の全国大会に出場した時のものです。対戦相手は、プロチームのペスカドーラ町田。フットサルを始めたころ、雑誌で眺めていた選手、当時の日本代表選手と対戦できた夢の時間でした。この舞台に立つために、20代の頃は毎日、フットサルのために時間を使っていました。目標に辿り着けるのか分からない中で、その日に自分ができることを積み重ねていた自信があります。中途半端にやっていたサッカーよりも、間違いなくフットサルに「懸けていた」日々だったように思います。
 やりたい事もその日には実現できないことがあります。でも、そのやりたい事のために、毎日一歩でも進もうと何かしている日々は自分を大事にしているのだと思っています。この時に読んでいた本の中で、今でも心に残っているのがこの言葉です。

 夢が叶う人はわずかです。でも、叶った瞬間は、実は夢が消えてしまう瞬間なのです。ですから本当は、夢に向かってトライしているときが、一番幸せな瞬間です。夢中という言葉が好きです。字の如く、夢の中です。何かに夢中になっているとき、人は夢の中にいるのです。叶うと信じ、揺れ動く心の中の自分と向き合い、頑張っている日々。そんな日々をたくさん過ごすために生まれて来たのです。

『島田紳助の100の言葉』 著:島田紳助

 私の20代のフットサル人生は今でも大切な財産です。真剣にフットサルに向き合って日々を過ごしていてよかった。今は全くボールを蹴っていませんが、すっきりとした気持ちで競技フットサルを辞めることができたのも、しっかりとやりきったと思えるほど打ち込めたから。そんな日々が幸せだったから。おまけで、目標としていたものを少しでも達成できたからだと思います。
 そんな私の今やりたい事の一つに「サーフィンで大きな波に乗る」があります。そのために、毎日少しずつ、海に行かなくてもできることをやっている。その感じが、自分を大事にしているのだと思います。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。自分を大事にするってどうしたらいいのか。そこには一つの答えはなくて、自分なりの最適解があるのではないでしょうか。それでも、自分を大事にして過ごしたい。そう思っている人は、「自分大事部」に是非入部してみてはどうでしょうか。いつでも部員募集中です!!

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