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 私は小学校で教員をしています。近年、教員の労働環境のブラック化について言われています。私も残業はしますが、だいたい7時30分から勤務し、17時には帰るようにしています。
 プライベートの時間や家族との時間を大切にしたいからです

 でも、最初から17時に帰れていたわけではなく、色々な工夫をしながら効果的な方法を見つけていった感じです。
 もう皆さんがされている事もあるでしょうが、私がしている事で、皆さんの参考になることがあればと思い、少しずつ紹介していきたいと思います。

 さて今回は「探しもの時間」について書いていきます。皆さんもきっと仕事中に探しものをしている時間があるかと思います。この時間は正直無駄な時間です。この時間をいかにしてなくすかが、残業を減らす1つのポイントのように思います。

1.探しもの時間

 仕事の中で、できるだけなくしたい時間に「探しもの時間」があります。ものをたくさん持てば持つほど、しっかりと管理していなければ必要なときに探す時間が出てきます。
 1回の探しものに1分かかったとして、1日に10回探しものをすれば10分は仕事の時間が奪われます。たった10分かもしれませんが、1ヶ月もすれば4時間近く探しものをしていることになります。この4時間を削ることができれば、月の残業時間を減らすことができます。

2.資料を探す時間をなくす

 私の学校では、職員会議の資料は紙べースで出てきます。紙ベースの資料が増えれば、必要な時にその大量の資料から探し出す時間が必要になります。そこで、私はiPhoneの標準メモアプリを利用しています。

メモアプリのアイコン


 個人情報以外の資料は、このアプリを使ってスキャンして、保存しています。そうすることで大量の紙の資料から必要なものだけがこの場所にあることになります。

必要な資料のデータ

 このメモは、カテゴリーごとに資料を分けることができるし、ピン留めをすれば、重要な資料を上の方に固定することができます。資料が多くなっても検索機能を使えばキーワードですぐに資料を見つけだせます。このアプリを使えば資料探しの時間は大きく削る事ができます。
 この機能を使い始めたのは、著書「さる先生の全部やろうはバカやろう」で有名な坂本先生がvoicyで紹介されていたからです。Twitter上の記事からvoicyにいけますので紹介します。

※本人の承諾を得て、紹介させて頂いています。

坂本先生のTwitterはこちらをアクセスして下さい

3.ものを探す時間をなくす

 ものが多いと、ものを探す時間が生まれやすくなるので、職場ではあまりものをもたないようにします。
ですので、私の職場の机やロッカーの中にはあまりものがありません。
 色々試した結果、細かくものの置き場を決めて、ものを戻すのは苦手なので、大雑把にだいたいのものの置き場を決める感じです。

 私の机の中は以下のようになっています。

職員室の机

①正面の引き出し:大きな皿のようなカゴに文房具が 一色単に入っています。

②右上の引き出し:業者さんからの納品書等が入っています。

③右真ん中の引き出し:紙ベースの方が見やすい資料はここに。

④右下の引き出し:あまりものを入れてません。以前はゴミ箱を入れていました。

 整理整頓をするというよりは、ものを探す時間が短くなるように、できるだけものを持たずに、ストレスのない方法でものを管理しているような感じです。

 最後になりましたが、記事を読んでいただきありがとうございました。少しでも皆さんの参考になることができれば幸いです。

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