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自分のことは棚にアゲアゲ

店舗のレイアウト変更のも終盤にさしかかり、
細かい調整や修正箇所を直しに定休日にイン。

木材を切ったり大きな板を運ぶため、
人がいない方が好都合。

まだまだ謎の物体が山ほどある。

そんな中社長が現れた。

多分何かの用事(あえて仕事とは言わない。)で来たのだろう。

案の定、ずっと話しかけてくる。

電動ノコで木材を切っていても、電動ドリルで穴をあけていても、
高い脚立に上り、取り付けしていてもである。

彼は手を動かすことせず、お話に夢中である。
一体何しに来たのか。

吾輩は物を動かしたりする作業をしていて、
脳は作業の事を考えているため、返事は適当。
そして社長の話もどうでもいい話。

道具を取りに行ったり木材を運んでるときでも、彼は後ろをついてくる。

何しに来たんだろう?早く帰ってほしい。
話しかけないでほしい。
用事(あえて仕事とは言わない)があって来たのならそれやってほしい。

吾輩はやろうとしていた作業をいち早く終わらせ、
余った時間で違う作業(PCでのオークションの付帯作業)をしようと思っていたのだが、
コバンザメのせいで思うように進まない。

そんな中、彼がグチを言ってきた。

「自分は社長という立場だけど、尊敬されたいとかはないんだ。
だけど、経営者である自分に対しての、スタッフの態度や言動にたまにイラつく事がある」
と。

「聞いた事に答えない、返事も適当、
挙句の果てに逆ギレされた。」と。

我輩が思うに、スタッフがしている仕事にもお構いなく、さして重要でもない内容の質問を投げかけているのだろうな、と。

「そんな事よりも目の前の仕事に集中させてくれ」の態度だと思う。

丁度、今の我輩のように。

社長も大抵人の話を聞いてないし、
論点のズレた返答しか来ない。

みんなイラッとしてますよ?

自分のことを棚に上げて何言ってるん?

という意味も込めて「あー、、、」とだけ答えた。

以前社長は「世間的にいう道徳心というものに関心がない」と宣言していたにも関わらず、
人には道徳心を求めてくる。

そういう所が尊敬に値しないし、
人の受け答えも雑になる理由だという事は
本人は気づいていない。

スーパーミラクル反面教師なのだ。

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