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今日は《ボルメテウス・武者・ドラゴン》を語ろう

このカードは、小学生であった自分がすっかり惚れ込み、初めての『シングル買い』をしたカードだ。
今日はコイツの話をしたい。


・原作での活躍

その出会いは漫画デュエルマスターズの『ドクター√VSバベル』。
ドクター√の《ゲキメツ》がバベルに『トドメ』を刺そうとした時……
このクリーチャーは颯爽と現れ、《ゲキメツ》を止めたのだ。
それが非常にかっこよく、小学生の僕の心を射止めた。

なにせ《ゲキメツ》は、Gリンクと強力な効果で大暴れ。
めちゃくちゃ『強い』クリーチャーとして描かれた。
それを止めたこのクリーチャーが滅茶苦茶にかっこよく僕の目に映ったのだった。

絶対にこのカードが欲しい! そう思って極神編をたくさん買った。
きっと当時パックを買っていた皆さんには共感いただけるだろう。
そう、目当てのカードが! 当たらないのである!
お年玉つぎ込んでも! 1枚も! 手に入らなかったのである!!!!!!!

そして、僕はひょんなことから『カードショップ』の存在を知り……その扉を開くのだった。

・性能

自分の盾割るって弱くねぇ?!
……それが、当時の僕の感覚だった。
小学生だった自分は、盾が減るというだけでそれはもう負けのように思っていたので、そこについて評価できなかった。
だが、《ボルシャック・大和・ドラゴン》が出てからは別。
なにせ当時小学生界隈最強ブロッカー《天界の精霊シリウス》を破壊できるレベルになったからだ。
そして1枚ずつしか持ってない《武者》と《大和》をそろえて場に出したくて、友達に延々敗北を待ったするデュエルを繰り返すのだった。

・見た目

侍+甲冑+刀×ドラゴン。
『和』の持つカッコいいって要素を足して、ドラゴンに掛ける。
最強である。
ゾイドのムラサメライガーとか大好きだったし、刀と四足獣の組み合わせは最強なのだ。
通常版の半月の飾りも好きだが、僕が一番好きな武者ドラゴンはコレ↓

公式のカード検索で見つけられなくて、カー〇ベルから拾って来たぞ。なんでやねん。

『武将』って感じのデザインがイカすよね。ゴチャっと感がとても好き。

・その後

このあと『サムライ』という種族が登場し、《ボルシャック・武者・ドラゴン》なのに『サムライ』じゃない?! とモヤモヤもしたものだ。
それから十年以上の時が経ち、2023年。
こいつは『サムライ』となって帰ってきた。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》

コストが2下がり、セルフ盾焼却は『ブレイク』となり、Sトリガーを使える。
なにより、『侍流ジェネレート』を得て、《龍装 ザンゲキ・マッハアーマー》を自分の効果で出せるようにまでなった。
かなり鍛え直して帰ってきたのである。
そしてそんな《「武偉」》を内包した【サムライ】はガチ環境にも殴り込むようになった。

なんかこう、凄いことになっちゃったな……と、遠くに行った友人を見るような感覚である。

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