今日はCS参加でやったほうがいいことの続きを……
書く予定でしたが!
今日CS参加してヤベェと思ったカードがあったので、
急遽内容を変更してこのカードについて書きます。
前提として、今日の使用デッキは【4C邪王門】でした。

・ヘイト稼ぎ、という厄介さ

まずこの《同期の妖精》というクリーチャーは、

『相手が自分のクリーチャーを選ぶ時、可能ならこのクリーチャーを選ぶ。
メガ・ラスト・バースト（このクリーチャーが離れて、手札、マナゾーン、または墓地に置かれた時、このカードの呪文側をコストを支払わずに唱えてもよい）』

という能力を持ちます。

今日はアナカラージャオウガに3回当たり、その全てに採用されていました。
その際、《ボン・キゴマイム》や、《アプル》等々。
除去しないと動けない!
となるメタクリーチャーの横に、このカードが置かれ、単体除去が吸われるという厄介な状況に何度か遭遇しました。
《キユリのASMラジオ》を使われた際、同時に並べられることも多かったので結構再現性の高い盤面です。

さて、除去を吸われてしまう。
というだけでも厄介なのはお分かりかと思います。
ですが、この『カード』の厄介なところはそれだけではありません。

・除去をしてもアドを取られる!

割り切ってこのカードを除去したとしましょう。
ですが破壊やバウンスしようものなら、さらなる能力が発動してしまうのです。
それが『メガ・ラスト・バースト』。
これにより、下面の呪文が使われてしまうのです。

その下面の呪文の効果がコレ↓
《ド浮きの動悸》
『Sトリガー
　相手のクリーチャーを１体選び、持ち主の手札に戻す。
　カードを１枚引く。』

このクリーチャーは単体除去を吸ってしまう上に、
このクリーチャーを退かせば、自分のクリーチャーをバウンス。
その上で手札を1枚ドローされてしまいます。

つまりコイツ一枚立ってるだけで、3点分の働きってことです。
クリーチャー面が2コストなので、ついでのマナで出やすい。
＝バウンスにあまり意味がない。
さらに《ASM》でも出てくる。

「あれ…まだいる」

となります。

併用はされませんでしたが、《有像夢像》からも蘇生の範囲内ですね。
アナカラー系での用途は広そう。

・対処法

さて、このカードは厄介ですが、対処の方法はあります。

・《勝熱と弾丸と自由の決断》

今日相手した中で、一番うまく処理出来たなぁと思ったのがコレ。
『デッキバウンス』を行うことにより、『メガ・ラスト・バースト』を発動させずに処理できます。
その上で、再利用もされにくく、安全な除去ができます。

また、《勝熱と弾丸と自由の決断》は、2回効果を選べます。
1回目で《同期の妖精》を除去し、
2回目で横のメタクリーチャーを除去する。
ということができますので、結構マストな除去手段だと思いますね。

とはいえ、絶対といえない部分もあります。
メタクリーチャーが2体以上並べられたうえで、《同期の妖精》が居る。
あるいは《同期の妖精》が2体以上いる場合は処理しきれません。
【アナカラー】対面では稀によくあるって感じでした。
コレ一枚で絶対、という感じではないですね。

デッキバウンスで最近よく使われるカードに《邪招待》もあります。
こちらは単体除去。
コレ一枚で、横に居るであろうメタクリーチャーまでは処理できないのでもう一工夫必要かな、という感じです。

・『マッハファイター』で無視してメタクリを殴る。

気になったのでジャッジに確認を取ったのですが、
『相手が自分のクリーチャーを選ぶとき』というテキスト。
これは『アタックの対象』にはされません。

相手の場に《同期の妖精》と《若き大長老アプル》が並んでいる状態で、
こちらのマッハファイターで《アプル》に殴りたい、という時はそのまま《アプル》に殴ってよいということです。

※参照「アンタッチャブル」
あくまで今日のジャッジの方が類例として挙げられたので、もしかするとジャッジによっては違う可能性があります。
気になったら気軽にジャッジに相談しましょう。

とはいえ、この対処法には穴があります。
【アナカラー】で採用されている場合は《ボン・キゴマイム》と一緒に使われるかと思います。
その場合『マッハファイター』が機能しません。
他の除去と併用していきたいですね。

・全体除去

『メガ・ラスト・バースト』には引っ掛かりますが、メタクリも込みでまとめて除去してしまうのもアリかなと思います。

今日は《ボルシャック・スーパーヒーロー》でまとめて焼きました。
バウンスすると《超英雄タイム》を使われかねないためか、『メガ・ラスト・バースト』も安易には使わない様子でした。
《ボン・キゴマイム》焼けなかったから立て直されましたがね!

使用デッキに合わせて、パワーライン高めの全体除去を積んでおくのは、アリかもしれません。

・このカードはまだヤバい所を持っている。

ここまでこのカードが如何に厄介だったかをお伝えしました。
が、まだヤバいところ、あります。
まずはこちらをご覧ください。

水着フェチである私にはクリティカルに刺さるデザインである。

・おわり

さて、今日CSで出会った色んな意味でヤバいカード。
いかがだったでしょうか。
色んな意味でお役に立てれば幸いです。
方向性が某ブログみたいになってきたが、いいのかこれで

ではまた。