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同士よ集え! 今日は《奇跡の覚醒者ファイナル・ストーム XX NEX》について語りたい

このカードは、僕の好きなカードである。
このカードのどこが好きかというと、以下の3つ
・名前
・効果
・原作での活躍
さて、それぞれについて語ろう。

・名前
語感がいい。
『ファイナル』で『ストーム』で、『XX』の『NEX』!!
なんかかっこいいワードのてんこ盛り。
呼んで気持ちのいい名前で、当時中学生だった僕にはドストライクだった。(感性が小学生なんだよな)

・効果
なんといってもEXターンが取れるって派手な能力は、このカードの魅力の一つ。
デッケェドラゴンがEXターンって派手な能力持ってるのは、男の子にドッストライクなんですよ。
当時としては山札を捲ってドラゴンだったら、っていうのも絶妙なロマンがあった。
今でこそメンゾ以外36枚ドラゴンなんて構築は当たり前ですが、当時はそこまで尖れなかった。
インフィニティドラゴンはちょくちょく破壊されるし、バルガゲイザーでコッコ・ルピアが捲れる。そんな時代。しかもストームホールは絶対に入る関係上ドラゴン比率は結構低くなる。
EXターンが取れるか取れないか、その絶妙な感じが当時の僕には響いた。

……そして現代。
令和の世では、もはやストームホールすら入れなくても出せるうえ、上述のとおり36枚ドラゴンに出来る。
そう、ずっと俺のターンができるのだ。
時代は変わったものである。

・原作での活躍

当時、コロコロコミックを愛読していた頃。
仲間が次々と倒れていくコロコロらしからぬハードな展開に衝撃を受けていた。
そしてラスボス『アダム』とのデュエルに、勝舞くん最後の切り札として決着をつけたこのカードは、とても印象に残った。
なぜなら、大切な相棒であった《ボルシャック・クロス・NEX》が消失させられ、その転生として生まれた《時空の火焔ボルシャック・ドラゴン》。
それがなんかいつの間にかフェードアウトしてて、いきなり現れてトリをかっさらっていったのだから! 印象に残らないわけがない。
いや、僕も当時中学3年生、分かっていたのだ。
収録パックと登場時期の関係で、ストーリーの整合を無視して、最新弾のカードを活躍させなければいけない、そういう事情くらいは。
だが、そんな中でもアダムと因縁を持つ《NEX》という名を持つこのカードが決着をつけた。それは落としどころとしては、納得できるもの……そう、思ったのだ。

だが、このクリーチャーを前にしてアダムはこう口にした。
「また立ちはだかるか……『XX』!」(うろ覚え)

……いや、そこはNEXに反応しろよ!

と、読んでいてツッコミを入れたくなったのも懐かしい思い出である。

ちなみに劇場版デュエルマスターズでも登場したらしいこのクリーチャー。
しかし僕はその映画を見ていないので、そちらでの活躍を知らない。

以上、好きなカードについて語りたくなった衝動の文章でした。

このクリーチャーが好きな方が読んでくれたなら、良かったらあなたの思い出も教えてくれませんか?

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