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今日は《聖電機ターコイズ・クラーケン》を語ろう

†光と闇†に目覚めた小学生の僕。
せっかくならカッコいい光闇デッキにしたい、とストレージを漁って見つけたのがこのカードだった。


・小学生デッキの救世主

そりゃあまあ、【天門】を軸にした光闇デッキだったらバルホルスを入れたい。
なんならアウゼスとかだって入れたい。
なにせカッコいいし、強いし、W(ホワイト)も使っていたから。

しかし、小学生の僕がそんなもん持ってるはずもない。
でも、このカラーで無理なく使えるカッコいいクリーチャー入れたい!
と探した結果がコイツだった。
アニメは時間帯の都合上、ほとんど見れていなかったが、白凰さまが使っていたのも、ぼんやり覚えている。

パワー9000に加えて、自分のターンでアタックしてもアンタップ出来る。
プレイヤーには殴れないが、それなりに高い性能を持ったクリーチャーで中々いいカードだと思った。

・イラストが神

サムネイル画像を見ていただきたい。
いかがだろうか?
めちゃくちゃカッコいいでしょう? ティラノ・ドレイクはイラストアドが高い。

コモンカードでこのイラストは破格の性能。
カッコいいイラストのカードが大好きだった僕。裁縫も習字も手作りバッグもドラゴンだった筋金入りである。
デッキはなるべくカッコいいカードで固めたかった当時の心境には、とってもマッチしていた。

名前も非常にカッコいい単語が並んでいる。
どこをとってもアドの塊。
これでコモンカードなのだから非常にコスパがいい。(?)

・で、使い勝手は?

ぶっちゃけ、勝てんかった。
いや、そりゃあそう。

そもそも、デュエルマスターズというゲームは、
相手のシールドを0にし、プレイヤーにダイレクトアタックして勝つのが基本ルール。
3ターン目に手元でクリーチャーを反復横跳びさせて勝つゲームでは決してない。

そんな中でパワー負けしたくないが為にムルムル4投する小学生。
ただでさえブロッカー中心のデッキに投入される、盾を殴れないブロッカー。
勝てるわけがない。
基本ルールを理解してデッキ構築が出来ていなかったのである。

カッコよさとパワーがあるだけではデュエマは勝てないのだ、という苦い思い出であった。

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