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今日は《超聖竜ボルフェウス・ヘヴン》を語ろう

合体。
それは男子の心を掴んで離さない要素の一つ。

主人公と親友兼ライバルの切り札級カードが融合合体した切り札ともなれば、それに心射貫かれない男子はいないだろう。(個人の見解です)


・完全極神の発表時

このカードはパッケージカードではなかった。
だが、このカードの存在が判明したときは安堵した。

なにせ、パッケージに描かれていたのは《星龍パーフェクト・アース》。
パッケージカードだし、ドラゴンだし、勝舞くんが使うのかな? とは思ったが、《ボルメテウス・武者・ドラゴン》から始まったこの極神編シリーズのトリ。
そしてザキラともそろそろ決着つけそうなタイミングで、《星龍パーフェクト・アース》が最後の切り札はなんか締まらなくない? と思っていたところだったからだ。

そして《暗黒凰ゼロ・フェニックス》の存在も判明し、最後にふさわしい切札も出そろった。
ザキラと言えば、ゴッドよりもフェニックス。
無印デュエルマスターズを衝撃の敗北エンドに導いた《暗黒王デス・フェニックス》の強化版と激突するとなれば、盛り上がることは間違いなし。
その登場の時を待った。
とはいえ、本来対になるはずの《龍炎凰インフィニティ・フェニックス》がVRの位置に居て「あれっ?」と混乱もしたが。

・原作

漫画デュエルマスターズFE。
その最終デュエル『VSザキラ』で召喚され、勝舞くんに勝利をもたらした。

さて、非常にかっこいいシチュエーションで、切り札らしいド派手な活躍でFEを締めたこのカードだが、当時の僕は疑問に思うことがあった。

「お前、なにから進化した……?」

何を隠そうこのカード、劇的な登場はしたものの、召喚時の宣言はなにもなく、言ってしまえばポッと突然フィールドに現れたのである。

進化するなら当然《ボルメテウス・武者・ドラゴン》と《龍聖霊ウルフェウス》からだろう。
と考えていたのだが、勝舞くんの場にそのクリーチャーはいない。
何度かこのザキラ戦を読み返し、「そういえばエールフリートは場に残ってるのか……?」というところまでは分かった。
そして、かなり後になってDMwikiにて、《青嵐の精霊バルキア》らしいということが分かった。
……こう、リアル感はあるけど地味だよね!

・自分で使ってみて

全く、使いこなせなかったし、最終的に使わなくなった。
なぜか? その理由は二つある。

一つは、『こだわってしまうこと』だ。
当時の自分がデュエマ弱い理由の一つでもある。(今が強いとは言わない)
キャラものであるこのカードは特に。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン》と《龍聖霊ウルフェウス》を揃えたうえで進化させたい!
そしてこのカードでトドメを刺したい!
そんなことを拘ってしまう性格だったため、とにかく負けた。
なにせ拘る進化元も、このカードも、それぞれ1枚ずつしか持ってなかったからね!

そして二つ目、『いざ出しても活かせない』
先日のnoteで語った通り、そもそも、《龍聖霊ウルフェウス》でさえその性能を活かしきれていなかった僕。
わざわざ進化元を揃え、ようやく出した《ボルフェウス・ヘヴン》の労力に対して、それに見合う呪文は持ち合わせていなかったのだ。
そういった事情を一通り加味したうえで、デッキの構築難易度も高かった。

とまあ、わざわざ当時敷居の高かったシングル買いをしてまで手に入れたこのカードは、活かせることもなく観賞用となってしまったのである。

せっかくだったら、現代でこのカードを使ってみたいところだが、今はより手軽で使いやすい《聖竜ボルシャック・ウルフェウス》が居る。
そのボルシャック・ウルフェウスでさえかなり昔のカードであるわけで。
インフレという形で、時の流れを感じてしまうのでした。

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