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「わたしたちの島で」を読んで、スウェーデン語学習を始めた



「わたしたちの島で」との出会い


前職でパワハラとモラハラに遭い、心を病んだ。そんな時、アストリッド・リンドグレーンの「わたしたちの島で」を読んで癒された。作者は、「長くつ下のピッピ」で有名な作家だ。


「わたしたちの島で」とは、一口で言うと「幸せな時代、幸せな島の極上ホームドラマ」だ。北欧の小さなウミガラス島が舞台。ちょっと子どもっぽいパパのメルケル、母親代わりの長女マーリン、元気いっぱいの少年のユーハンとニクラス、まだ幼い動物好きのペッレ。隣に住むテディとフレディ、そしてユーハンとニクラスは、ボート・釣り・秘密基地と冒険の夏をおくる。そのテディとフレディの妹のチョルベンと大きなセントバーナード犬の「水夫さん」が、ペッレと動物にかかわる大騒動を起こす。一家の楽しい夏を描くだけでなく、家族愛に満ち溢れたおはなし。特に、ドジなパパと生意気な女の子チョルベンのやりとりは、アメリカのシチュエーションコメディを彷彿とさせる。

北欧の美しい島の風景と動物、のびやかなこどもたち、それぞれの人物も、すべてがいきいきと輝いて幸福感でいっぱいになった。メルケルソン一家と一緒にウミガラス島に滞在しているかのような気分も味わった。あえて言うならば、至福の読書体験を味わうことができた。また、この本を開くたびにひんやりとした気持ちのいい風にあたり、海や森のにおいをかぎ、深呼吸したくなる。ゆっくりとそしてのびのびと過ごしてみたい、ウミガラス島で。傍らに“水夫さん”という名前のセントバーナード犬を連れて。

何度読んでも、満たされた気持ちになる。「教養は児童書で学べ」に相応しい作品だと思う。

原作はテレビドラマの脚本

また、テレビドラマの脚本が元になったお話なので、読んでいて映像が見えるようだ。そこで、インターネットで、原作のテレビドラマを検索したら見つかった。


ドイツ語版と英語版の本も購入、そしてスウェーデン語版も…

あまりにも「わたしたちの島で」にハマり込み、日本語版だけでなく、ドイツ語版と英語版の本も購入した。因みに、私のドイツ語は中級、英語は中上級レベル。

そして、どうしてもスウェーデン語の原書も読みたくなったので、購入することにした。しかし、スウェーデン語版は、日本のアマゾンでは販売していなかった。

そこで、過去何回かインターネット販売で使用したドイツの書店を探したらあった。私のドイツ語でも注文できた。その書店は、良心的で思ったより安く購入できた。

※下の資料は、アメリカのアマゾンのもの。でも、本の内容説明はスウェーデン語。どうしてか?わからんけど😩 まあ、こんな感じの本。

スウェーデン語の原書は購入できたが、肝心のスウェーデン語が全然、一字も読めない。かといって、自動翻訳アプリを使って読むのも意味がない。

そこで、「わたしたちの島で」を読みたい一心で、スウェーデン語学習の参考書と辞書とCDプレイヤーを買った。

参考書は、「スウェーデン語の基本、黒田 亨著、三修社」にした。この本は、現在、日本において日本語で書かれたスウェーデン語の参考書としては最強の参考書と言われているからだ。

辞書は、一番良いとされているものは、とてもとても…高価だ。

そこで、もっと安価なものにした。ただ、安いものは安いなりに弱点がある。それは、発音記号がついていないのだ。発音の難しいスウェーデン語で発音記号がないのは、ランプのない自転車みたいなものだが、仕方ない。ランプがなくても走れる(夜間以外は…)。

「スウェーデン語の基本」に添付されているCDがMP3データ入りなので、手持ちのCDプライヤーでは使えなかった。新しく購入した。約1万円。

というわけで、かなりの出費をしたが、これも「わたしたちの島で」のスウェーデン語版「Vi på Saltkråkan (ヴィー  ポー  サルトクローカン)」を読むためだ。

まとめ

やっと、「わたしたちの島で」を原書、つまりスウェーデン語で読む一歩手前まできた。あとは、スウェーデン語をマスターするだけだ😤

現在は、スウェーデン語の発音に取り組みつつある。が、この発音がとても厄介なのである。イギリス人がスウェーデン語を学習するときに、その発音が難しいのでつまづく人が多いらしい。ましてや私は生粋の日本生まれ日本育ちの日本人である。そう簡単ではないと思う。が、そこは惚れた弱みというか、強み?まあ、なんとかやってみよう… 

皆さんも、まず日本語で「わたしたちの島で」を読んでみてください。
きっと幸福感でいっぱいになります…
なると思います…
なるかもしれません、たぶん…🤔

そして、機会があったら、スウェーデン語の原書に挑戦してみてください😉

追記

原書だけでなく、スウェーデン語のオーディオリーディングもしようと思い、オーディオ版の「Vi på Saltkråkan」も購入した、スウェーデンの書店から…ログインから支払いまで全てスウェーデン語で行った、自動翻訳アプリを使って何時間もかかった。体重が減った💦

今、それを使ってスウェーデン語の音を聞いている。
美しい&うっとり…意味? わからんけど😄


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