見出し画像

「オートモードで18.5万円が入ってくる高配当株投資」夢の配当金生活!!

こんにちは、MABOです

今回は「オートモードで18.5万円が入ってくる高配当株投資」を読破したので感想文を書いていきます。

ちなみに、本書の読書感想文を書こうと思った理由は、私も同じ投資手法を実践しているからです。

王道の全世界インデックスファンドへの積立投資も良いのですが、個人的には定期的に配当金がいただける高配当株投資の方が嬉しい気持ちになれて好きです。
また、銘柄選びや経済への感度を高められるという観点でもおすすめの投資法です。

本書ではそんな高配当株投資の手法やおすすめの銘柄などが著者の実体験を元に書かれています。


概要

本書はざっくり以下のような内容が書かれています。

・著者が毎月18.5万円の配当金を得るまでの軌跡
・リスク回避、銘柄の選び方
・投資継続の仕組み作り
・おすすめの銘柄17選
・投資賢者の名言、おすすめ書籍

著者は配当を重視した投資を2008年から実践し、年間17万円だった配当金が、2021年には年間223万円まで成長しています。

着実に配当金を積み上げることができたのは、闇雲に高配当株を追うのではなく、リスクを回避しつつ、優良な銘柄に投資し続けられたことが大きな要因だと思います。

これまでの投資手法と様々な学びが惜しみなく書かれていますので高配当株投資に興味がある方は一読の価値ありです!

そんな本書の特に興味深かった内容を紹介します。


日本株投資がおすすめの理由

最近では世界一の経済大国である米国株投資が主流になっていますが、本書では日本の高配当株投資をおすすめしています。

というのはいくつかの理由があります。

・税制的に有利
米国株の場合、配当金や売却益に日本の税率に加えて米国の税率が加算されるので余計な税金が取られてしまいます。

また日本には配当控除という制度があり、配当金にかかる税金を取り戻すことができます。

さらに、最近ではNISAやiDeCoなどの非課税制度も活用すればさらに節税が可能です。

日米合わせると30%近い税率になるので、影響は可能な限り排除したいところですよね。

・米国株に比べて割安に見える
日本株が全世界の株式市場に与える影響は、今や数%に過ぎません。

米国株に比べると圧倒的に注目度は低いです。このように注目されていないということは、逆に言うと割安で放置されている銘柄があるかもしれません。

一方で、日本にもグローバルに活躍している企業がたくさんあります。

このような割安で優良な銘柄を発掘することで、後に株価上昇や配当金の増配が期待できます。

この他にも日本特有の株主優待制度などは個人投資家にとって嬉しい制度です。

カタログギフトやクオカードが貰えたり、割引やキャッシュ還元を受けることができます。

これらの理由から日本株はまだまだ捨てたもんじゃないということです!


投資で資産を増やす2つの要素「時間」と「継続」

投資家なら耳タコかもしれませんが、「複利」の効果は絶大です。

世界最高の投資家ウォーレン・バフェットさんも、現在の資産のほとんどは50歳以後に複利で築いたと言われています。

著者が毎月18.5万円の不労所得を得られるまでにはおよそ13年の歳月がかかっています。

つまり、高配当株投資における資産形成には「時間」が必要であり、投資を「継続」できることが重要なのです。

根気強く配当金を積み上げて、相場の荒波をサバイブすることが求められます。

本書ではいくつかの投資サバイバル術が紹介されています。

・投資指標を活用したリスク回避術
・長期保有に適した銘柄を見抜く方法
・投資を継続できる仕組み作り

この中で特に共感したポイントは仕組み作りの「配当金の見える化」です。

株数を積み上げることで配当金がどんどん増えるのでモチベーションを保つことに繋がります。

まるでドラクエのレベル上げのように楽しくなります。

私が実際に使っている配当管理のアプリをご紹介します↓↓

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.haitou.bottomtest

最初は手入力が必要で少し面倒ですが、円グラフでわかりやすく保有銘柄が把握できるのでとても便利です!

もう一つは「1株投資の活用」です。

個人投資家はそれほどたくさんの資金があるわけではありません。
しかし、高配当株投資は分散投資が基本です。

通常は100株や1000株などの単元株での購入が必要ですが、1株単位で投資できるサービスを利用すれば、数百円、数千円での投資が可能です。

買付手数料が無料のサービスを選ぶのが1株投資のポイントです!

本書おすすめ銘柄の半分を保有

本書がおすすめしている銘柄のうち、私もその半分程の銘柄を保有しています。

また、それ以外の紹介銘柄も高配当株投資家界隈では大変有名な銘柄たちです。

つまり、高配当株投資の投資先はそれほどたくさんあるわけではないということがわかります。

投資で躓く要因として、数多の銘柄から優良株を選別しなければなりません。
ゼロから見つけるのは至難の業だと思います。

しかし、高配当株投資に関しては、それがある程度決まっていると言っても過言ではありません。

個人的な感覚では高配当優良銘柄は50銘柄程度のイメージです。

その中からセクターを分散して20銘柄程度に投資すればいいので、成長株投資などに比べて銘柄選びはそれほど難しくはないと思います。


最後に私の感想

・初心者でもシンプルで読みやすい
本書は小難しい投資理論や哲学はそれほど書かれておらず、比較的わかりやすい投資指標についてシンプルに書かれています。

初心者でもとっつきやすい内容で、とても読みやすい書籍だと思いました。

おすすめ銘柄なども書かれているので具体的でとても親切です。

・サラリーマンが大きな資産を築くには株式投資しかない
本書の名言集に書かれていた言葉ですが、激しく同意です(笑)

著者もこの言葉を胸にコツコツと地道に配当金を積み上げていたようです。

ついつい一攫千金を目指したくなりますが、高配当株投資は焦らずしっかりコツコツ!!

・高配当株投資はアクティブ投資である
本書と若干考え方として異なる点は、高配当株投資はアクティブ投資である!
という点です。

本書では優良銘柄への積立投資について書かれていますが、確かに配当金のみに着目すればその通りかと思います。

しかし、個人的には高配当株投資をやる際に気をつけなければならないのは、
含み損
です。

高配当株はただでさえ株価が上がりづらい銘柄が多く、積立投資では気づけばポートフォリオが含み損だらけになりかねません。 

これは、投資を継続する上で精神的に大きな影響を与えます。

もしかすると暴落時に株を手放してしまうかもしれません、、、

なので私自身は毎日保有銘柄の株価をチェックして、株価下落タイミングで買い増しするようにしています。

とは言え、朝のトイレ時間やお昼休憩時間に株価やニュースをチェックする程度ですが、、、

また、本書でも書かれていましたが決算時期には財務状況も確認しています。

つまり、高配当投資は超簡単なお手軽投資!
というわけではなく、それなりの努力は必要だと思います。

とはいえ、デイトレードやグロース株投資、仮想通貨投資などと比べれば圧倒的にわかりやすい投資方法だと思います。

まずは本書を一読して、少額から高配当株投資を始めてみてはいかがでしょうか!!


本書はKindleUnlimitedでも読むことができます!
30日間の無料体験キャンペーンもありますのでぜひお試しあれ↓↓

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?