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受験期の親が朝から気が抜けない理由

我が家にも受験シーズンがやってきました。

過去に何度か受験期は経験していますが
こればっかりは、何度やっても
ハラハラドキドキ慣れません。

娘の初の受験日がやってきました。
朝から受験用にと片手で食べやすい弁当を作り、
会場への行き方・乗換案内も確認し、
受験票、筆記具、ハンカチ、ティッシュ、
「ホッカイロ持った?」まで声をかけて
送り出したのですが、

数十分後、娘からの

「やばい、腕時計忘れた!」

のSNSメッセージ


ひえっ!
よりによっての腕時計!

無しでいけるか?いけるのか?
いやいけないっしょ?
途中のコンビニで売ってる?
いやアナログ時計なんて見つかる気がしません!
そもそも試験開始まで残りあと何分??

ちょうど出勤前のシャワーを浴びようとしていた私、
この1分のロスも出来ない状況に
バタバタと脱いだ服をふたたび着込み、
コートを羽織って家を飛び出しました!

娘と連絡を取れば、今◯◯駅を通過中とのこと。
途中下車してもらっての合流も考えましたが、
慣れない駅でのスレ違いトラブルだけは避けたいですし、
どんだけ時間をロスするかもわからないので、
最悪、時計なし受験も覚悟の上で、現地まで追いかけることに。

あと何分?あと何分?とドキドキ時計を見ながら、
ギリギリで目的の駅にたどり着き、大勢の受験生たちをかき分け
なんとか無事娘に時計を渡すことができたのでした。

いやあ、ほんとにもう!
あれほど準備は前日にしっかりしなさいって言ったのに!
今日は時間に余裕を見て行かせたので、
なんとか間に合ったからよかったものを…
と一人帰りの電車でブツブツ言いながら、フト窓に目をやると、
そこには…


眉さえ描いていないスッピン女が!


しかも、コートの下はたしか…
部屋着という名のほぼ寝巻き!

次々と乗ってくる乗客と極力目を合わせないように
うつむきながら、コートの前をかき合わせ
そそくさと家路についたのは言うまでもありません。

受験生の親は、どんな時も気を抜かず
朝イチでの身支度を整える事をおすすめします。



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