イクメンという言葉は絶滅せよ

先日、夫から

「育休中って言っても、自分の時間はとれないし、仕事は休みなだけで、休暇とはまた違うんだね」

と言われ、娘が生まれて10ヶ月…

私のことを毎日が夏休みだと思っていたんだ…と思うと怒りを通り越して呆れた感情しか残りませんでしたが、男の人は子どもが生まれようが毎日関係なく仕事に行かねばならないので、育休中の出来事なんてそりゃあ分からないよなぁと冷静に思ったのでした。

娘は近頃ずり這いを覚え行きたいところに行けるようになり、おもちゃやテレビ(本当はよくないんだろうけど)に興味をもつようにもなり、毎分毎秒目が離せないという状況ではなくなってきたため、最近になってようやく自分の時間が少しだけ取れるようになってきました。

そうとは言っても、後追いはするし、多少側を離れたもんなら大泣き!父ちゃん抱っこも拒否!!なもんで、1日のうち23時間くらいはそばにいるような感覚です。

休みの日はそんな私と娘の様子を見ている夫

だから言葉にしなくても、毎日が夏休みじゃない!ということは伝わってると思っていたけど、上記発言によって結果伝わっていなかったということを知るのでした…。

衝撃でした。

しかし冷静に考えると、そりゃそうだよなぁと思う自分もいたり。

夫は未だかつて娘のお世話を24時間したことがないから。

オムツを替える、一緒に遊ぶ、お着替えする、風呂上りの色々なケアをする…は出来るけど、

寝かしつける、ごはんを食べさせる(自分も、ぐずった時にあやす、空いた時間に離乳食を作る(買い物に行くや、メニューを考えるのも)を全くやったことがないのです。

私が今まで育児をしてきて、1番しんどいなぁと思ったことは、自分の思うようなタイミングで色々なことができないこと。

丸っと1日…いや、半日でも数時間でも母ちゃんがいない状況で2人っきりで育児をしたことがないから、自分が行きたいタイミングでトイレに行けないことや、自分は常に冷めたご飯や伸びた麺を食べざるを得ない状況に気づかないのだろう…

いつかトライさせてみたいものだ。

育児は予想しないことが起こる連続でその都度何が1番最良か安全かの選択に強いられる。

子どもが何時に眠くなるかや愚図り出すか、うんちをするかなんて日々違うし、今日は何が食べたいとかどのくらい食べるとかその時のタイミングで変わったりする。

そんな子どものペースに臨機応変に対応していくことの大変さを夫も感じて、妻と一緒にこれが大変だねと語り合えるようになってようやく信頼できる育児のパートナーになれる気がする…

世のお父さん方に対しだいぶ上から目線で語ってしまったが、もちろん仕事の大変さも分かります。

私の夫よ、休みの日ケータイいじるか堂々と横になって昼寝するのは程々にして、「今日は君に頼らず子どもの面倒みてみるよ」と言ってくれる日を妻は待ってます。

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