見出し画像

バイトは必要がなければしないほうがいい【カナダ留学】

今のカナダは、カナディアンでさえなかなか仕事が見つからず、雇ってもらえたとしてもシフトに入れないことが多いと言われています。
私は2023年9月にカナダに渡航してCo-op留学を開始し、10月に仕事探しを始めてすぐに運良く採用してもらうことができました。シフトもたくさんもらえました。バイトで収入が得られなければ家賃が払えず強制帰国しているところだったので、これには本当に感謝しています。

約4か月半ジャパレスで働いてみて、必要のないバイトはしないほうがいいという考えがクリアになってきました。
ジャパレスのサーバーとして働いた経験に基づいて自分の意見をシェアしようと思います。私自身の主観が入るのであくまでも参考程度に。

バイトの良い点

①お金が稼げる

これは当然ですね。カナダなので給料がめちゃめちゃ良いです。
私は日本で大学生だったときもなかなかのアルバイターでしたが、同じくらいの労働時間でそのときの2.5倍程稼げています。節約すれば家賃+生活費に加えて貯金までできるくらい。これは本当に助かる。

②コミュニティができる

生きていくうえである程度その土地の人とのつながりを持つことは重要になりますが、多くのワーホリや留学生にとって渡航したばかりの頃はコミュニティがない状態だと思います。仕事が見つかれば一緒に働く人たちとは仲良くなりやすいです。
私の場合はジャパレスなので日本人が多いですが、ローカルのお店なんかで採用されるとカナディアンや他の国の人とのつながりができると思います。

③英語を話すことに慣れる

ただカナダで生活しているだけでは英語は伸びません。
果てしなく内向型の私にとっては、サーバーという「お客さんと英語でコミュニケーションをとらなければいけない立場」に置かれたことは英語を伸ばす大きなチャンスになりました。
接客というのはいくつかのフレーズを覚えればなんなくこなせますが、それをこなすことによって、「自分は問題なく英語でコミュニケーションがとてる」という自信がつきます。これは非常に大きな収穫です。

バイトの良くない点

①スキルとして残るものが少ない

良い点で挙げた「英語を話すことに慣れる」以外には、特にスキルとして残るものがない気がしています。それに先述の通り、接客英語はパターンなので一定以上伸びることはあまり期待できません。
そもそもスキルがいらない職だからカナダに来たばかりで英語が完璧でない私でも簡単にゲットできたポジションなのです。
そう考えていくと時間を売って最低限のお金を稼ぐという無駄な行為に思えてきてしまいました。

②休みたいときに必ずしも休めない

私の職場では曜日・時間が固定で、休みたい場合は代わりの人を探す必要があります。もし見つからなければ休めません。
あまり大きくないお店でそもそも従業員が少なく代われる人が限られていて、週末休むのはほぼ不可能に近いです。
学校の課題が忙しいときや、友達との約束を入れたいときでも休めないというのは理不尽に感じてしまいました。

③体力的につらい

私は週4のシフトで連勤でした。シフトは夕方もしくはお昼から、夜の10時半まで。日本でオフィスワーク定時上がりだった私には長時間立ち仕事が結構つらいです。立っていても肩が凝ることを初めて知りました…

④人間不信が加速する

カナダは治安が良いとはいっても日本ほどではありません。たまーに変なお客さん(?)に遭います。食い逃げだったり、偽札でお金を騙しとろうとしてきたり…
そういう人の悪意に触れるたびに悲しくなってしまう性格なので、仕事自体が辛いなと思ってしまうことがあります。

結論

このようにあれこれ考えた結果、良くない点がどうしても際立ってきてしまったため、シフトを削ってもらうことにしました。

シフトを減らすことを同僚に話したときの反応は
「どんだけ働きたくないの(笑)」「バイトしないで何するの(笑)」
といった感じでした。(笑)
私にとって今のバイトは収入を得るための労働でしかなく、それ以上の価値は見出せないのですが、バイトが楽しくてやりがいを感じられているなら全く問題ないし、考え方は人それぞれ。

実は大学生時代にバイトばかりしていたことを後悔していて、それがあって今の考えに至っています。もっと他のことに時間を使えばよかったなあと…。
ですので、空いた時間はインターン探しや遊びに使いたいと思っています。時間が空いたからといって怠けずに!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?