「鳥取県が星取県になったらしい。」

自分の初投稿記事のタイトルだ。

内容は鳥取県が新しく始めた観光ビジネス「星取県」を紹介しながら、その観光ビジネスに振り回される男の文章である。

なんかこう「初投稿感」が一切ない。

他の人の初投稿を見てみると、
自己紹介とか、「〇〇な記事を書いていきます」など、みんな分かりやすく自分自身の紹介をしている。
とても初投稿っぽい。

それに比べて私の記事はなんだ。

なぜ自分を差し置いて「鳥取県」をPRしているのか。
全く意味がわからない。
意味が分からないことはこの世にたくさんあるとは聞くが、こんなにも意味の分からないことがあるだろうか。

まず、記事を書いている人がどこの誰かも分からないという時点で話を聞く気にもならないのに、

何やら「鳥取県」の怪しい観光ビジネスの話に終始しているではないか。

この時点で初投稿失格である。

なぜなら初投稿でこんな記事を書く人は鳥取県の観光課の人しかいないからだ。

ここで説明させていただくが、自分は鳥取県の観光課で働いてもいなければ、

鳥取県出身でもないし、鳥取県に住んだこともない。

この前の記事で「noteではこういうことを書かなければいけない、などの決まりは無い」というニュアンスのことを書いたが、
今回の件は別である。

自己紹介ありで鳥取県の話をするのはいいが、自己紹介なしの鳥取県はもうそれは鳥取県だ。

もちろんnoteを書いているのが「鳥取県」自身であれば、鳥取県の話をするのが筋である。

なぜなら鳥取県だからだ。

しかし、鳥取県自身がnoteを書いて、投稿するなんて話は今のところ聞いたことがないので、初投稿には自分自身の話をするべきだと思う。

とにかく「初投稿で自分を差し置いて、鳥取県の話をしてはいけない。」

これはnoteの運営の規則に入れて欲しいぐらいである。

まあ、ごちゃごちゃ言ってるが

初投稿をなんとかやり直すことが出来ないかと、昨日ぐらいから感じている。

しかし、自己紹介をしたくても自己紹介のやり方を実はよく知らない。

だいたい、「名前」と「歳」、「出身」や「趣味」あたりを言えば、自己紹介になるだろうか？

皆さんはどう思うだろうか？

「名前」を伝えたところでその人がどんな人かは、分からないし、紹介にはならない。

「歳」や「出身」も同じだろう。

「趣味」は「音楽」や「お笑い」、「文章」や「走ること」などだが、それぐらいじゃ「自己紹介の壁」を壊すことはできない。

いろいろと考えてみたが、

結局のところ、今まで書いた文章やこれから書いていく文章を読んでもらいながら、

「コイツは悪いやつだ」とか「コイツはインチキくさいやつだ」とか判断してもらうしかない。

自分が今まで公開した文章が「名前」や「歳」、「出身」や「趣味」以上の自己紹介になると思う。

そして、残念ながらその自己紹介のやり方しか知らないのだ。

実は自分自身でも自分のことを、ほとんど分かってないと思う。

この前、友達に「寝てる時、なんか歌ってたよ」と言われた。

僕は寝てる時に自分が歌うことも知らなければ、寝ている時の自分の歌声も知らない。

つまり自己紹介するには、まだまだ時間がかかりそうなのです。

ただし、そんな僕にもひとつだけ分かることがある。

「初投稿をやり直したい」

おわり