ノスタルジアと僕

あの姿は確かに
幼き僕だったね
夢だとしても醒めるな
懐かしくて優しい

泣いてるのか
笑ってるのか
不思議な眼でこちらを見る

紅く染まる空が 明日に繋がるとも
知らなかったね

あれから幾年過ぎたか
昨日を振り向いてばかり


気づけば此処に立っている
心が還っていく・・・
鳥のように
風のように
還っていく
迷いもなく 自由に

何もかもが愛しく
浮かんでは消えていく
夢だとしたらやがて醒める
幼き僕はこれからも
この時代を駆け抜ける
昨日を振り向かずに

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