プライド

もう長いことこの仕事をしてきて、

失敗がありながらもそれなりに心の中にプライドがあった。

だから見下されたような視線や言葉が無性に悔しく、悲しい。

本当に情け無い話、トイレに閉じこもって暫く涙を流した。

あんまりに悔しくて情け無くて。

そして、転職するときに「あなたならどこに行っても大丈夫」と言ってくれた人たちの懐かしく優しい顔が浮かんだ。

今、あの人たちから「最近どう」と聞かれたらどう言えばいいのかわからない。

もう今までやって来た実績なんて何も役に立たないし、わかってくれる人もいない。

ゼロからのスタートは想像以上に大変である。

というかこのプライドが大変にしているのだろうとさえ感じる。

一回平らにしてみたら日常も楽になるのか。

やり方ひとちなんだろうが、難しい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?