秋も盗めないよ
もうすっかり秋である。
この時間の、東の空の暗さと、西の空の明るさが妙に曖昧でとても好きだ。
今の職場に来て半年。
近くの人の距離は益々遠のくばかり。
春先は感じ良かったのに今はもう嫌われてるな、とか。
もはや「これでいいのだ」と例のキャラクターの言葉が頭を過る。
自分の不器用さも、相手の冷たさも、考えれば考えるほど辛く悲しいだけで、結局何も生まないではないか。
どう足掻いても状況が変わらなければ今夜の夕食のことを考える方がまだマシだ。
いずれこうした気持ちも消えて、そのうちにまた憂鬱になるんだろうけども、珍しくこうした気持ちになれたこと。
秋の空気に感謝。
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