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vol.4自分を好きになる話

1週間って、本当にあっという間ですね。
気づいたら月曜日になっていて、「あれ。note書いてない…。」と慌てています。あと5時間あるのであんまり慌ててませんけれど、看護実習記録に追われているときの気持ちです。なに書こうかな。

前回私が落ち込んでいるのを感じた大人達が、沢山の温かい言葉をくれたので元気になりました。いつも読んで、見守ってくださってありがとうございます。私が迷っても帰る場所をずっとつくってくださっている人達が大好きです。

さてと。
落ち込んだときに読む本は、心にぶっ刺さって必要としている本であることが多いように思います。読めない本はきっと今読む本ではないとも同時に思います。

デジタル推しではありますが、私は実のところ本の方が好きです。何万冊も読みました!というわけではありませんが、物語に浸って、人物の容姿や声を想像して人物の気持ちに入るのが、自分だけの気持ちを得るようで好きなのです。

読んだ本は同じなのに人と感想が違うのがいい。

それで、今回は自分を好きになることについて書こうと思います。

読んだ本は、こちら。

ここから買っても、自分で調べても私に収益は出ません。興味が出た方は読んでみても良いかもしれません。少しネガティブな気持ちのときに読むと入りやすいかもしれません。さらっと読めます。

この本を読もうと思った自分の心理状態を考えると面白いですね。やっぱり通常思考で読もうとは思わないです。しばらく買うか迷って買っていなかったのがその答えですね。

最近は自己肯定感という言葉をよく聞くようになり、そういう尺度で自分を見たことがなかったので評価出来ていませんでしたが、私は自己肯定感がまあ高いだろうと思っていました。人からプライド高いねと言われたこともありますし、自分のことを好きとも嫌いとも大きく思ったこともないですし、きっとそうであると。

ただ、自己肯定感って自分で自分のことを評価する感情で人から言われるものではないようなのです。

それを踏まえると、人からの評価を気にして、人によく見えるように動こうと優等生ぶり、人がそう言うからそうらしいと信じてしまう私は、自分が無いように思いました。

そうであるなら
私は自己肯定感が低いらしい。

佐々木ののかさん。
私はこの人の記事をずっと前に読んでいました。恋愛、ヌード、家族、ジェンダー、など読者を選ぶ内容ですが、相手のことを配偶者さんと書くこの人が好きでした。
そしてきっと自己肯定感が低くて相手に満たしてもらうために、自分を探し回って、自分を愛することなんて本を書くくらい彷徨っていたこの人が魅力的だったんだとも思います。
ずっと派手な赤髪だったのに、今は黒髪で落ち着いた印象になっていました。

本はタイトルに沿って展開されていて、好きな項を抜こうと思ったら、愛、猫、時間、悲しみ、憂鬱、逃げる、丁寧なくらし、贈り物、絶望、服、写真…とほぼほぼ全部になりそうでした。

恋愛は自分を満たしてから相手の中で生きるのであって相手に自分を満たしてもらうものではない

とか

悲しみは喪失した後もなお、今はなき時間の中で生きられる唯一の空間である

とか

定期的に来訪する憂鬱という名の伴侶

とか

服は装飾品ではなく、未来の自分を手繰り寄せる手綱である

とか。

私が否定して駄目だと思っていることの見方を変えて味方にする術があったように思います。

タイトルだけでも感情を思い出せるくらい腑に落ちたのですが、結局どうしたら自分を愛せるのか明確な答えは書いてなくて、こういうタイトルの詰め合わせが自分を成していて、それで良いと自分を認めていくことですよと受け取りました。

この本もまた未完成で、まだ佐々木ののかさんも答えを探しているといいなと思っています。

多分私は自己肯定感が低くて、人に愛してもらいたいと強く望み過ぎてしまうから、自分を愛する練習を始めようと思います。
多分と書いている時点でまだ人に頼ってますね。
自立って何でしょうね。
我が強いとも言われますけどね。
自己評価と他者評価がバランス悪いのでしょうか。
また本の中に帰ります。

ではまた来週!バイバイ!

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