UFOと党派性

 超常現象について「肯定派」「否定派」という言葉を持ち出す人がいるが、どちらも「一枚岩」では決してない。

 まず「否定派に見える人」同士の仲が悪い。「あいつはやり方が荒い」、「パクり」、「非科学的」こんな事を言っている人を見ていたりする。あんまりクビを突っ込む世界でもないようだ。

 同じ穴のムジナに見える「アポロ陰謀論派」と「UFO異星人起源説肯定派」は仲が悪い。なぜかというと、アポロ計画その他でNASAが公表した画像や交信記録に、異星人の乗り物や異星人そのものと思えるものがあり、 「UFO異星人起源説肯定派」(全部ではない)は自分の考えの「証拠」にしているからだ。NASAの捏造では都合が悪い。「まだNASAは隠している」はあっても。

 自分は日本でアポロ陰謀論が(爆笑問題の番組に出てくるまで)伸びなかったのは、「ムー」が否定していたからだとネットで書いた事があるが、いい加減に見えてあながちそう間違いではないだろう。

 前に書いたかもしれないが、同じUFO好きでもコンタクティ支持派とそうでない人は、お互い距離を置いているように見える。

 超常現象に関わる人に前に聞いたが一番嫌なのは、自分とは別の派閥にいる人ではなく、本当はプライベートでは興味が無く、収録が終わると近況の雑談にも参加せずさっさと帰るのに、都市伝説研究者のようなふりをしている人物なんだそうだ。

 どう考えるかはあなた次第にしても。

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