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久々の台湾鐵牛車紀行 その2

 2日目。12月31日。ホテル近くの喫茶店で朝食。ホテルで渡された割引券分だけの金額のものを選ぶが、あと卵焼き分ぐらい払って追加すれば良かった。
 台南の駅まで来る。事前に考えていた新営の製糖工場の気動車は、この日は動いていないらしい。いや、動いていないと言って実は動いているかもしれないが、次のプランに切り替え、嘉義に向かう。
 新しい自動券売機、分かりやすいと思う。

 通勤電車であるが、座席が一部跳ね上げ式になっている。

 嘉義に着いたが、月眉、新港経由北港行きのバスの発車には時間がある。時間潰しにはちょっと贅沢な場所だが、阿里山鉄道の北門車庫に向かう。
 見るだけなら無料なのが嬉しいし、この日は遊覧列車が走っていた。

 ロングおじさんも乗車した中興号も見られる。

 おなじみの「加藤」だが、少し変わった形。後ろにいるのはコッペルDL。

 2シリンダシェイは焼けたので、簡易復元?

 3 シリンダシェイ。動態保存もある。

 バスターミナルに戻る。バスの発車時刻が近付くと、既に到着していたバスが北港行きの表示を出す。
 バスは新港の街を抜け、南壇という所を通る。この南壇から少し歩いた所にあるのが、頂菜園農村博物館である。博物館と言っても、おじいさん達が色々持ち寄って作った、手作り感満載の場所である。

 先に伝えておけば、日本語の分かる人を呼んでもらえる場合もある。

 最初に自分が来た時に動かしてもらったバスは、ボロボロの状態で佇んでいた。キャブオーバーだが案外新しく、恐らく1980年代製造と思われる。

 そしてここにも鐵牛車がある。他に何台かいたはずだが、今この場所にいるのは3台ぐらいのようだ。

 前回訪問時に動かしてもらった鐵牛車は草に埋もれていた。

 アイスキャンディーをもらって、しばらく休む。日本だと真冬なんだが、感覚がおかしくなる。

 近くを散策する。地元の人が復元した製糖鉄道の駅舎があり、最近古い機関車も持ち込まれている。

 バスに乗って農村を後にする。間違えて高鐵の駅に行くバスに乗ってしまう。遅めの昼食を食べ、嘉義市内に向かう。新光三越のあたりで降りるつもりが駅の裏口で降りてしまい、結構歩く。

 シートベルトで荷物を縛らないで下さい。

 この日はちゃんと食堂で夕食を食べられた。定番の鶏肉飯である。ただ、泊まった宿が今一つ、いわゆる旅社で、夜中に外で騒いでる人がいたり。まあ、仕方無いね。

サポートありがとうございます。 はげみになります。