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大谷選手の会見から見る依存症

今回は大谷選手の受け答えがないタイプの会見となりました。まだ調査中とのことです。今回わかったのは水原さんが周りにコミュニケーションをとっていると言ってとっていなかったという嘘がバレたことや、大谷選手は送金に関与していない、そしてギャンブルのことも知らなかったということだ。

これから調査があるのであくまでこれらの発言を本当として話を進める。むしろ僕はこれが本当の内容だと思っている。

依存症のひとはギャンブル依存症に限らず短絡的な嘘をつく。これはあるあるだ。自分の依存を満たしたい為だけに取り繕う子どものような嘘をつくのだ。お金を工面したいならいついつまでに返すとかあてのない話をする。あっちに嘘ついてこっちに嘘ついて辻褄合わせにまた嘘をついてと雪だるまになっていくのだ。

こういったひとは信頼がない。今まで築いてきた大谷選手との信頼関係は一発でなくなるのだ。僕は窃盗癖やギャンブルにハマるひとを雇うことはない。大きいお金が現金で動く場所というのもあるし、そのひとを信頼する理由がないからだ。犯罪者の社会復帰ができないのはそういう偏見があるからだと言われるかもしれないが、患者さんなどの個人情報が絡む職場でそんなひとは雇えないし、僕自身雇いたいとも思わない。

そして、一度失った信頼を戻すのは何もないところから信頼を得るより難しい。僕的には正直不可能に近い。特に信頼を大事にする性格だからというのもあるが、個人の付き合いならなんとかしなくもないが、仕事となると患者さんに迷惑がかかったり、従業員に迷惑がかかったりするので、そんなことはできない。それをしてしまうと僕自身が信頼を失う。

例えば、男女関係で言ったら浮気があるだろうか。浮気をしたひとは往々にして「もうしない」という。これも依存症のひとの短絡的な嘘と同じだ。その時は本当にそう思っていたとしても、誘惑が目の前に来た時に勝てないのだ。男女関係の場合なら方法は二つ。諦めて次を探すか、浮気を許して生きていくかだ。相手が浮気しない人間に変わって、真人間になるということはゆめゆめ思うべきではない。可能性は0ではないかもしれないが、そんな低い可能性に賭けるものではない。

みなさんの周りには依存症に悩んでいるひとはあるだろうか?そのひとを助けることは関係性によってはしたらいいと思うし、社会のためにはなると思う。ただ、あくまで自分がそのひとのケツを拭ける範囲にしておかなければ、自分だけでなく周りも傷つくことがあるということは認識しておいた方が良い。

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