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高校野球の球数制限の是非

高校野球の球数制限で1週間で500球までにしようという話題が上がりました。

これは果たして有効なのでしょうか?
少年の肩や将来を守るために必要なことなのでしょうか?

あくまで僕の個人的見解を言わせていただくならこれは、

意味もなく、良くもない案です⚾️

僕が考える肩を傷める一番の原因はフォームです。
大事なのは正しいフォームを教えることであって、
数を制限することではないのです。

フォームが悪かったら球数が少なくても肘を傷めるし、
フォームが良かったら一時的な球数の多さはさほど問題ではありません。

問題の本質を見失っています。
意味がないのはこのためです。

そして、さらにこのルールのダメな点は、

いいピッチャーが豊富にいないと勝てない

という点です。

このルールが適応されるといよいよ公立高校は勝ち目がなくなります。
公立高校がたまに勝ち上がってくる理由はポンっといいピッチャーが1人入ってくるからです。甲子園に勝ち上がってきた公立高校はほとんどこれです。
たまに監督やコーチにいいひとが入って上がってくる高校もありますが、
これは非常に稀です。

公立高校がいよいよ勝てなくなる。
これがこの案の良くないところです。

それぞれ考え方はあると思いますが、
野球はかなり昔の考え方が残っている競技です。

勉強もせず、昔自分が教えられた間違った指導法を続けているひとが多くいます。

その辺りを改善する方が、球児を守るために必要なことだと思うわけです。


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