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水原一平さんの大罪

水原一平さん(大谷翔平選手の通訳)が違法賭博で捕まった。非常に残念だ。メジャーリーグの野球カードに選手でもないのになるというほど人気だったというのに。
アメリカではスポーツ賭博が合法である州は多い。40州ぐらいあるらしい。しかし、大谷選手や水原さんがいるカリフォルニア州では違法だ。水原さんのインタビュー記事曰く、野球賭博はしていないらしい。他のスポーツの賭博をしていたそうだ。メジャーリーグでは関係者が野球賭博をすることを禁じているらしい。そらそうだ。

トップアスリートは精神面もすごく大事だ。その中で側近中の側近である水原さんの離脱は大谷選手に影響がないとは言えないだろう。アジア大会中のサッカー日本代表伊藤選手の週刊誌記事も大罪と言える。週刊誌の捏造記事や情報提供者はしっかり罰を受けるべきだと僕は思う。

特に大谷選手は日本という国にとっての財産だ。野球という業界においてはすでにレジェンドと言っていい。僕は小さい頃ベーブルースの伝記を読んだ。すごい選手だと、曰く野球の神様だと。その野球の神様の記録を塗り替えたのが大谷選手だ。大谷選手は後世に残る野球選手になることは確定していて、そのプレーが自分の生きている時代に見れているというのは非常にありがたいことだと僕は思う。
水原さんはそれに水をさしたのだ。

水原さんは自身でギャンブル依存症だと言ったそうだ。依存症は本当に怖い。僕は自分が熱くなりやすい性格なのをわかっているので故意的にギャンブルを避けている。負けたらイーってなるだろうし、依存症になる可能性があると思ったからだ。

僕は依存症の克服が非常に困難であることをわかっている。イメージしやすいと思うので、薬物依存についてお話ししよう。薬物からの脱却は非常に難しい。一時的に止めることはできても残り一生止め続けることが難しいのだ。

例えば、あなたに好物があるとする。僕で言えば肉としようか。残りの人生肉が食えないとすればどうだろうか?ずっと止め続けることなんてできるだろうか?これが依存症の誘惑だ。しばらくは止められるだろう。しかし、ある日肉を焼くいい匂いなんかしてきた日には「あぁ、食べたい」となるだろう。その時に酒続けることができるのか?ということなのだ。

水原さんはあまりにも大きい事件に今後ギャンブルしない人生になるだろうとは思うが、今回の一回があまりにも大き過ぎる。貴闘力が現役辞めたみたいな自己責任の話ではない。自分ではない歴史的に偉大な選手が迷惑を被っているのだ。

そして、水原さんがギャンブルを止めることを条件に大谷選手が借金を肩代わりしたと言われている。その送金が大谷選手の口座からされたであろうと。ここで問題が生じる。大谷選手も罪に問われる可能性があるのだ。本当であれば球団に忠告して水原さんがクビになるというのがスジなのだろう。しかし、大谷選手は自分の口座から内々に送金したとされている。これもまだ事実かどうかはわからない。これはもしそうだとしても水原さんが大谷選手から横領したことにして水原さんが全部の罪を被るべきだろう。額が額なのでかなり大きい罪に問われるかもしれない。それはやむなしだ。大谷選手からの陳情書があれば最小限の罪にできるだろう。

水原さんの罪は時代が時代なら切腹ものだ。なんとか自分の範囲だけで事件を終わらせて欲しいものだ。

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