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【超初級入門編】モノを紡ぐ人のための小説の書き方 1


はじめに

 まずはじめに、小説を書く上での本当に基礎的な事柄を記します。自分は小説を書く初心者・中級者・それ以上だと思う方は飛ばして下さい。こちらは本当に書いたことのない、超がつく初心者未満の方への入門編となります。用意する物や文章作法の話となります。

小説を書くために用意する物

 最近ではスマートフォンやタブレットでの執筆をする方も増加していると思いますが、筆者はパソコンをオススメします(以下PC)。紙とペンでも書けますが、その場合自分で読む+物理的近距離OR郵送でないと他の方に公開しにくいです。紙とペンは、自分のために着想などをまとめる際には有効です。筆者はPCを推奨しますが、インターネットに接続可能で文字入力ソフト(アプリ)が入っている、他者とファイルのやりとりが容易で、クラウドなどでバックアップが取りやすい執筆環境の用意が最初に必要だと思います。

 この際、「バックアップ」は、必ずとれることが望ましいです。電子機器は不測の事態で壊れます。またバックアップ先も、いつ消滅するか分からないため、可能であれば複数の保存先が望ましいです。

・PC
・文字入力ソフト
・バックアップ(クラウド)機能

 即ち、これを用意すれば、小説を執筆するための環境が整ったと言えると筆者は考えいます。

文章作法

【1】文末には「。」をつける。
【2】冒頭は1マス空ける。
【3】「」の前は1マス空けない。
【4】!や!?、!!や!?/?!のあとは、文章内であれば1マス空ける。
【5】――(ダッシュ)や……(リーダ/リーダー/三点リーダ)は、2個。

※偶数個でもOKだが、基本は2個で1セットで、4個以上は使わない。

 最低限は、上記の5個です。
 小説は自由に書いていいのですが、一番最初に書く場合、最低限の基礎を踏襲して執筆し、少しずつ自分の文体を確立するに従い、たとえば
 ……
でなく
 …………
にしてみたり、変則的にした方がいいと考えられます。
その他、
数字は縦書きならば漢数字、横書きや四個以上ならばローマ数字など、細かな、かつ人や出版レーベルによる違いなどもありますが、最低限覚えておけば良いのは、上記の五つです。

おわりに

 以上となります。「分かってる!」という事ばかりの方もいれば、この部分も特に意識していなかったという方もいるかもしれません。ただ、
・パソコン
・書く上での規則

 が、物理/知識としてあれば、残るは、
・書く内容(アイディアやストーリー)
 さえあれば、小説は書けます

 小説を書くというと、とても難しい事のように考える方もいるかもしれませんが、実はこの2点をクリアしていれば、書けます。また、小説を書くのが簡単に感じている方は、それをご存じなのかもしれません。

 ただし、誰にでも書くことが出来て、用意する物もそこまで難しくないからこそ、小説を書くという作業は奥が深いです。そのため、巷には本noteをはじめとして、たくさんの「小説の書き方」が溢れているのだと思います。

 そこに正解はなく、最終的には各々が己の書き方を確立していくのだと私は思っています。この記事は、それを見つける前の玄関の扉のドアの表面のような内容でした。お役に立てれば光栄です。


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