高樋珠深

モノを紡ぐ人のためのシリーズ(小説の書き方のあれこれ)/ やんにょかステップにゃんこの…

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モノを紡ぐ人のためのシリーズ(小説の書き方のあれこれ)/ やんにょかステップにゃんこの小説レシピ 等

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  • 小説新人賞/小説公募情報

    小説の新人賞や公募の情報などをまとめています。私見が含まれます。また、詳細は必ず公式サイトに目を通してください。それぞれのジャンルで重複記載しているものもあります。

  • モノを紡ぐ人のための小説の書き方

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【超初級入門編】モノを紡ぐ人のための小説の書き方 1

はじめに まずはじめに、小説を書く上での本当に基礎的な事柄を記します。自分は小説を書く初心者・中級者・それ以上だと思う方は飛ばして下さい。こちらは本当に書いたことのない、超がつく初心者未満の方への入門編となります。用意する物や文章作法の話となります。 小説を書くために用意する物 最近ではスマートフォンやタブレットでの執筆をする方も増加していると思いますが、筆者はパソコンをオススメします(以下PC)。紙とペンでも書けますが、その場合自分で読む+物理的近距離OR郵送でないと他

    • 【2024年度】キャラ文芸・ライト文芸新人賞(公募)

      〆きりがあるもの★第7回ライト文芸大賞 (アルファポリス) (https://www.alphapolis.co.jp/prize/requirements) 【〆切り】4/30までエントリー、5月末日原稿応募 【文字/枚数】書籍化に足りない文字数は選考で不利 【規定】アルファポリスに投稿し、エントリー 【結果発表】6月末日頃 【備考】未完可。キャラ文芸との違いが説明されている ★第7回 富士見ノベル大賞 (https://lbunko.kadokawa.co.jp/a

      • 【2024年度】絵本・童話・児童書・児童文学新人賞(公募)

        〆切りがあるもの★角野栄子あたらしい童話大賞 (https://www.poplar.co.jp/award/kadonoeiko/) 【〆切り】2024年5月31日 当日消印有効 【文字/枚数】4000字~8000字以内(400字詰め原稿用紙換算10~20枚) 【規定】幼年(5~8歳)の読者にふさわしい内容、Web公開作品OK 【結果発表】2024年9月末(予定)本サイトにて発表 【備考】ポプラ社の新しい賞です。 ★第45回(2024年) 講談社絵本新人賞 (http

        • 【2024年度】歴史小説・時代小説新人賞(公募)

          〆切りあり★第10回歴史・時代小説大賞 (アルファポリス) (https://www.alphapolis.co.jp/prize/requirements/853000200) 【〆切り】5/31エントリー〆、6月末日原稿〆 【文字/枚数】短編賞3万字以内、長編は書籍化に足りない文字数の場合選考時に不利と記載 【規定】アルファポリスに投稿する、エントリーする 【結果発表】7月末日頃 【備考】転移転生などのカテゴリーエラーの記載あり ★第104回 オール読み物 歴史時代

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          【2024年度】SF新人賞(公募)

          〆切りがある公募★日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト2024 (https://pixiv-shosetsu.fanbox.cc/posts/7788081) 【〆切り】2024年6月2日  23:59 【文字/枚数】例年通りならば規定有り 【規定】Pixivにタグをつけて投稿 【結果発表】見告知 【備考】今回からリニューアルとのことです。 第19回小説現代長編新人賞 (https://tree-novel.com/works/episode/18073db194

          【2024年度】SF新人賞(公募)

          【2004年度】BL小説公募(新人賞)

          〆切りがあるコンテスト一覧(予想含)★第38回 リンクス新人大賞 (https://www.gentosha-comics.net/company/c1602.html) 【〆切り】2024年4月30日(火) 当日消印有効 【文字枚数】400字詰め原稿用紙(20字×20字)換算で、50枚以上150枚まで。 【規定】未発表(同人誌やホームページ上も含む)、未投稿作品で、完結されているもの。 【結果発表】2024年8月9日発売予定「リンクス9月号」誌上 【備考】応募作からかなり

          【2004年度】BL小説公募(新人賞)

          【初心者編】モノを紡ぐ人のためのプロット

          ①プロットの有無の決定 さて、アイディアが出て、ストーリーのふんわりした方向性が見えてきた段階で、作業として必要、あるいは不要なのが、プロットの作成である。たとえば少し書き進めてからプロットを立てるというのは、アイディアとストーリーが見えてきた段階に分類されるので、事前に立てているのと同じとして構わない。  ところで筆者は、プロットは必ずしも必要だとは思わない。書きながら考えるというのは、経験上存在する。また、完結しない物語、特に日常物や、章単位完結作品をWeb連載する場合

          【初心者編】モノを紡ぐ人のためのプロット

          【中級者編】モノを紡ぐ人のための登場人物設定

          ①登場人物の掘り下げ 項目の設定に関しては、世界観の項目で触れた通りであり、プロフィール項目を設定した場合は、是非それを鍵として連想してほしい。  今回は、別の角度からの掘り下げ方を挙げたい。  二点あって、一つは登場人物の日記(一日の行動)を書くこと、もう一つは、周囲との関わりの中から設定することが、筆者は重要だと考えている。  それぞれを見てみたい。 ②登場人物の一日の行動(日記)を書いてみる  この手法は、筆者が試した中で、最も登場人物を生きているように思い浮

          【中級者編】モノを紡ぐ人のための登場人物設定

          【初心者編】モノを紡ぐ人のためのアイディアの出し方

          ①小説を書くにはアイディアが必要である。 小説は、文字で空想を綴るという創作作品だ。ノンフィクションは少し別であるが、多くの小説は空想を土台としている。今回は、ノンフィクションは除外する。  ストーリーを描き出す小説。このストーリーを構成する要素が、アイディアとなる。  小説は書きたいが、アイディアがない――このパターンは勿論ある。本格ミステリーが書きたいが、トリックが思いつかない、など筆頭の例だろう。  そこで近年、たびたび例に挙げられるのが、『テンプレ』という物語の

          【初心者編】モノを紡ぐ人のためのアイディアの出し方

          【中級者編】モノを紡ぐ人のための世界観の作り方

          ①世界観は読む(見る=空想する) プロットを建てる際、必ずと言っていいほど、「世界観」という語がつきまとうと思います。これは商業の場合でもプロットからやりとりする場合は必須ですし、自分が個人で書く場合や、新人賞などを狙う場合のプロット作りでも同様だと思います。  巷には、世界観設定に必要な項目が沢山羅列されています。ただ、項目の羅列は世界観設定とは言えない、というのが、実際の所だと思います。  何故その項目が設定されているのか、その項目の意味や文脈をまず読み取る事が肝要で

          【中級者編】モノを紡ぐ人のための世界観の作り方

          【小説を書く流れ・初級編】モノを紡ぐ人のための小説の書き方 2

          小説を書く流れ・書く内容を考える(ストーリー/アイディア) ・書く技術を磨く(文体/分取) → それらをもとに カタチ にしていく。 → 完結させる。  これが、小説を書く大まかな流れです。今回は、この『カタチにしていく』部分の、大まかな流れを記します。 ①小説の内容を考える。  詳細は別の記事に書きますが、大まかに上げるならば、「アイディア」や「ストーリー」、「登場人物」や「世界観」、資料を用意し知識を蓄える部分が最初にあります。書きながら考える場合でも、最初の一文

          【小説を書く流れ・初級編】モノを紡ぐ人のための小説の書き方 2

          高樋珠深の自己紹介

           はじめまして、高樋 珠深(たかひ たまみ)と申します。  このnoteは、所謂「小説の書き方」というカテゴリーの、自分なりに考えていることを記すために作成しました。まとまったらKindleや有料記事を作成したいなと思っています。  人の数だけ創作指南はありますが、何故今回書こうと思い立ったかと言えば、愚者は経験に学ぶと言いますが、歴史を構築する人々はその際己の経験をいくらかは土台にしていたと思い、ならば私の経験も他の方が土台を築く際の参考にはなるかもしれないと考え、書いて

          高樋珠深の自己紹介