インド旅 最後はムンバイ
約3週間。インド旅が終わった。
今は、ムンバイ・チャトラパティ・シヴァージー国際空港にいる。
空港で仮眠をとって、早朝の飛行機でカトマンズに行く予定だ。
今日PCR検査を受けて陰性だったので、カトマンズ行きのチケットを取った。
いつも展開は急だ。 片道、約2万円。
インドでは1週間ほど病気で寝込んでいたので、実際に動けていたのは2週間くらい。
今思えばインフルエンザだったのか、もしくはデング熱だったのかも、と思う。
何にせよ復活してよかった。おかげさまで、そこから体調はずっといい。
インドは正直、ようやく脱出、と思ったりもする。くらい、なかなか体力を使う国だ。
最後の3日間はインドを横断していた友人たちと、ムンバイで落ち合い共に過ごした。こんなに安心した時間はいつぶりだろう。
やっぱり、友人の存在は本当に心強い。
ムンバイはイギリス植民地時代に建てられた西洋の建築も多く インドなのにどこかヨーロッパを感じるような町だった。
みんなで船でエレファンタ島という ムンバイから1時間で行ける遺跡のある島に行ったり、世界一の洗濯工場と言われる場所に行ったりした。
カメラ好きな友人たちと、ひたすら歩き 友人たちに触発されていつも以上にシャッターを切った
インドははっきり言って、町はゴミだらけで臭いも強く クラクション音は気が狂いそうな程鳴っているし、食べ物は辛いし、移動は本当に体力を使う。
思った通りにできることなんてほとんどない。
だけど、中にはぼったくりとかもあるのだろうけど、出会ったインド人はみんな親切。
いい人だなぁ優しいなぁって感じる人がほんとに多い。
どこかずっと気を張ってたのか、コーヒーの森に辿り着けて、ようやく野生のコーヒーの木たちに会えたなぁってほっとして そこから親切なインドの人たちのおかげで一個ずつ移動できて、そのあたりからインドという国に少しは安心できるようになった。
カメラを向ければ、首を揺らしながらニッコリ笑ってくれるインドの人
(インドの人はよく首を揺らす Yes、という意味らしい)
振り返ると、疲れたのに、温かい人が多かった。
・
ムンバイで会った友人たちは、今夜のフライトで日本に帰る。
日本食の話でみんなで盛り上がり、ふと、私もこのまま日本に帰りたくなった。
きっと無い物ねだりで贅沢な話だと思うけれど、人生も明日も、真っ白だ。
自由には孤独が付きまとう
帰国したら、どこに帰ろう。なんて、思いながら、また一人旅に気が張ったりもしながら、ネパールでの人や景色の出会いに何が待ってるんだろうとも思っている。
異国にいながらも、かつてネパールに暮らしたり旅をしていた友人たちにの情報に助けられている。
あと6時間ほどでフライトだ。
インド最後の夜ごはんは、フライドポテトとチャイ
結局、最後まで辛いものはダメだった(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?