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The Roastery By Roj vol.2

今日は朝から泊まっていた宿までサロジさんとケンさんが迎えに来てくれた。

私が今後やりたい事を昨日話したところ、本当は今日はチェンライのお寺巡りに連れて行こうと考えてくれていたらしいが、プランを変更してサロジさんの1号店でコーヒーを飲みながら色々伝えたいことがあると言ってくれた。

昨日初めましての私に、時間を割いて色々考えてくださってありがたい気持ちでいっぱいで、それを伝えられないもどかしさに何とか単語をかき集めて伝える私

スタッフも沢山いてきっとお忙しい中、ケンさんはお店に行き、サロジさんは今日は大丈夫、と1号店に連れて行ってくれた。

DIYで作ったという1号店

サロジさんがわかりやすい英語で丁寧に伝えてくれたおかげで、多分何となく理解はできたと思う。

大学でケンさんと出会った話。卒業してすぐに珈琲屋を始めた話。最初は僅かなお金で本当に小さい珈琲屋からスタートした話。来る日も来る日も学んで実践して練習して、お客さんの反応を見ながら少しずつお店を大きくしてきた話。

印象的だったのが、何度もお客さんの話をする時、 " I feel thanks" と言っていて、何度も "one by one" と言っていた。あと、 " coffee is in my life" と。

午前中目一杯、話してくれて、途中おかわりをしようとした私にスタッフさんに代わってサロジさんが淹れてくれた。

なんていい笑顔!

1号店はお金がなかったからDIYで作ったんだと、とても味のある店内だった。

話の途中、何人もの素敵なお客さんが来て、サロジさんと挨拶を交わしていた。どれだけ良い店で良い関係を築いてきたのかが空気感だけで伝わる。

これは私の受け取り方が合ってるかわからないけど、ゴミにはハエがやってくる、花には蝶がやってくる、だから、まずは自分自身の心のあり方が大切、みたいなことも話してくれた。

人の集まる誰かにとって心地の良い居場所を作りたいのに、時間や場所に縛られたくなくてキッチンカーをやってきたけれど、今帰国後のやり方を考えている。

今日のサロジさんの話を聞いて感じた事は、今後の自分に必要で心に残る話だろうな。
ありがとうサロジさん。

お昼はおすすめのヌードル屋さんに連れて行ってもらい、ケンさんと合流。その後おすすめのマンゴーライス屋さんへ。

写真がないと何も頼めない
これまたすごく美味しい。I don't like spicy foodというとタイのごはんは全て食べれて好きな味
餅米にマンゴー、ココナッツミルクをかけてクリスピーをかける。好みはありそうだけど私はとても好きです
チェンライで一番古い建物らしい。すごくかっこよかった!今はコーヒーとマンゴーライスのお店
マスターとサロジさんとケンさんと

その後サロジさんの店に、チェンマイから明日パン屋さんをオープンするという女性がコーヒーの研修にやって来ていた。
明るい、ピンさんという女性。
私も一緒にカッピングをして、コーヒーの感想を話した。
彼女は私に店で出すコーヒーの名前を日本語でつけて欲しいという。

悩んだけれど、私がかつてブレンドをした時につけていた名前、"山と月" の話をしたら、気に入ってくれて、明日から出すコーヒーの名前に決めてくれた。
チェンマイに行ったら、会う約束をした。

夜はサロジさんの甥でサロジさんのカフェのロースターでもあるハムくんが、ローカルフードを案内すると、日本でいう焼き鳥の屋台に連れて行ってくれた。ハムくんも感じのいい優しい青年。

ハムくん 優しさが伝わるとってもいい子
タイの夜は街はどこも明るくてナイトマーケットがいたるところである

そして今夜はカフェの隣のスタッフルームに泊まらせていただいている。

私はここに集まる人たちにすっかり惚れてしまい、帰国後自分はどんな空間を作りたいか考える時間になっている。

蚊が増えてきてよく刺されるので、買ってみた痒み止め
結構お気に入り。

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