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素敵な家族との出会い

インド初日。疲労困憊で眠りに落ちた翌日

さて、全てどうしよう。
コーヒー産地に行くにも、携帯が繋がらないと始まらない。
ホテルのWi-Fiを借りてバンガロールでのSIMの買い方を調べてみたが、難しかった体験談ばかりが出てくる。
なかなかハードルが高そうだ。

(日本からインドに直接来て帰るのなら、日本で用意するのがベストだと思いました)

空港からバンガロール市街までは車で40分ほど離れていたので、一先ずホテルの人に相談。
すぐさまタクシーを呼んでくれて、配車アプリが使えないので値段の相場がわからないけどとにかく街に行こうと、乗車。

SIMを買える場所に行きたいと伝えたけれど、下ろしてくれたのはショッピングモール

はたしてここにあるのだろうか。
(ちなみにインドのSIMは、現地で買う際にインド在住の方の電話番号が必要らしく、そこが難点らしい)

インフォメーションで聞いてみたけれど、電気屋は紹介してもらったが電気屋ではできないとのこと。

背負ってるザックが10kg以上あって重たいので(タイでいくらか買い付けをして、少量なのでもう少し買ってから日本に送りたい。その分があるので今結構重いのです)
少し歩くだけで疲れる・・

スタバがあったので、朝から何も食べてなくて、お腹は空いたしスタバならWi-Fiが使えそう!と思いスタバへ。

辛くないものが食べたかったので、ほうれん草とコーンクリームのデニッシュとカフェラテを注文

Wi-Fiを繋ごうと店員さんに聞いたら、インドの電話番号がないと繋げられないとのこと

なな、なんてこった(笑)

インドはどうやら、現地の電話番号が重視されているらしい。

そしてとにかくお腹を満たして一休みしようと、一口デニッシュにかじりついた

辛っ!(笑)

縦に割いた唐辛子が出てきた。

えぇーここにまで入ってらっしゃるの(笑)

分解してみたら縦割きの唐辛子10個ほど。
多すぎでしょう(笑)

あぁ〜これからどうするかな。ザックが重いからあまりウロウロもしたくないし、サクッとSIMカードゲットしたい。
でも色々な方の経験談では使えるまでに数日かかったと書いてあった。

今夜の宿を取るにもWi-Fi繋げないとわからないしなぁ、、
なんて思っていたら、スタバ内で日本人らしきファミリーを発見。

思い切って、話しかけてみた。

関西弁の素敵なファミリーで、安心して心の中で泣きそうになる(笑)

ご夫妻のうつみさんとあさみさん、可愛い子供ちゃん、りさちゃん あきちゃんの4人家族で、一週間前にうつみさんの仕事でインドに引っ越してきたという

昔はお二人ともバックパッカーをされていたそうで、バンガロールでバックパックを背負った日本人は珍しいから話しかけようかと思ってたと言ってくれた。

初対面で厚かましいかなと思いつつ、SIMが使えなくて困ってる話を相談した。

そんな話から、皆さんが暮らされてるホテルの近くにインドでメジャーなSIM会社 "airtel" があるとのことで、うつみさんが調べてくれたそこの近くの安宿を取り、帰りのタクシーもご一緒させていただくことに。もう、ありがたいしかない。

まずは皆さんのホテルへ。
キッチン付きで快適に暮らせる素敵なお部屋
3年間インドに暮らす予定らしく、日本から大量に調味料やお米を運んだ話を聞いた

安宿は水シャワーかもしれないからと、ここで浴びていったらいいとシャワーも貸していただき。
もう、本当に、ありがたいしかないです。

その後、うつみさんがairtelに付いてきてくれることに。
インドのSIMは色々あるらしく、ネットに載っていた開通までに数日間かかるタイプは、値段は安いけれど他にも泊まってる宿で書類を揃えてもらったりする必要があるらしく、なんだかとてもややこしそう。

なので、私はツーリストSIMという5000円ほどして結構高かったけれど、2ヶ月使えてこの場で開通できるというSIMをインド在住のうつみさんの番号を使わせてもらい、申し込んだ。
そして、携帯が使えるようになりました〜。
本当に、うつみさんのおかげさまです!

その後皆さんのホテルに一度行ったら、なんとあさみさんが夜ご飯を作ってくださっていて。(涙)

現地の魚を日本の調味料で甘塩っぱく味付けしたものと白ご飯、味噌汁を出してくださり、もう、最高に美味しかったです!

人懐こいりさちゃんとあきちゃんが可愛くてすっかり癒され、今日スタバで出会えた不思議を思いながら人との巡り合わせに感謝して、安宿に戻ることに。

お別れの時、あさみさんがいつの間にか握ってくれていたおにぎりと、安宿は冷蔵庫がないかもしれないからと冷凍庫で冷やしてくれていた水を渡してくれた。もう、温かい心配りに感動しかない。

歩いて20分だけどザックが重いのでリキシャ(三輪タクシー)を呼ぼうかとホテルの入り口に行ったら、突然ホテルから帰ろうとしたインドのビジネスマンらしき男性がバイクで停まり。

どこに行くの?と、話しかけられた。

すると、男性が地図で探してルートを調べ始めてる

送ってくれようとしてるのかな?どういうことだろう??

なんて思っていると、バイクの後部座席を指さしてくれてる。
若干迷ったが、その人の雰囲気的に乗せていただくことにした。

無事宿に送り届けてくださり、How much ? と聞いてみたけれど、何言ってるんだい!いらないよ!と言わんばかりのジェスチャーで去っていった。
ただただいい人でした(笑)

そんな、インド2日目の晩。
ようやく一安心した私はまた夜な夜なお腹が空いてきたのであさみさんにいただいたおにぎりを食べた。

インドで人が握ってくれたおにぎりが食べれるなんて。染み渡るほど美味しかったです。
本当にありがとう。うつみさんファミリー。

中にはおかかと甘めの梅干しが。
美味しかったなぁ。
町中走ってる、インドのオートリキシャ
クラクションの音と共に至る所で見かける

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