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これがフランス人が髪の毛や体を洗わないと言われる理由かも知れない。

おそらくフランスで生活していて最も初めに直面する問題では無いだろうか。
日本の水は軟水だがフランスの水は硬水である。
カルシウムやマグネシウムが多く含まれていれば硬水だそうだ。
フランスの水は硬水である。
筆者も例に漏れず硬水の被害を受けた1人だ。

まずお腹が緩くなる。
これは対処法としては慣れるしか無い。
人間は環境に適し進化していく生き物だ。
だがどうしても慣れないなら帰国すれば良い。
筆者の場合1週間ほどで慣れたが、その後はスーパーでCristalineという水が軟水だと聞いて今でもずっとこの水を飲んでいる。
因みに1.5リットルが6本入って2€ほどだ。

次にシャワーだ。
恐らくフランス人がシャワーを浴びないなんて言われる理由の一つがコレだろう。
硬水とシャンプーの成分が結びつくと髪の毛をとても痛めてしまうそうだ。
実際筆者も生まれて初めてフケが髪の毛についていたり髪の毛が抜けたり切れたりする事に気づいた。
そしてボディソープを使い、硬水で体を洗った後は全身がカサカサになってしまう。

硬水で髪の毛を洗うとどうなるか。
皆さん経験しているだろう。
運動会が終わった後の様な髪の毛になる。
砂と埃とラインに使う石灰が混ざり合ってバシバシになる感じだ。

なので基本的には湯シャンだ。
体もデリケートゾーンは毎日洗うが、シャンプーもボディソープも2.3日に1回がマストだ。
そして必ず良く流す事だ。
だが心配しないで欲しい。
それで臭いなども全く問題ないと言うことを。
(筆者の場合)

そして乾燥だ。
これはシャワーの問題とリンクしているが日本ではなった事が無い様な、「あれ、なんか手とか粉吹いてやん」って言う事が起こる。
そして乾燥から来る痒みも悩みの種だ。
筆者もスーパーでボディクリームを生まれて初めて購入した。

だがやはり抜け毛と痒みは中々精神的にくる物がある。
なので日本から"IONAC"と言う水道水を「軟水化」「塩素処理」「活水化」する、
特殊濾材入り高機能フィルターを内蔵した
シャワーヘッドを持って行くことをお勧めする。
筆者はこれに変えてから乾燥がかなり改善された。しかしフランスは日本と違いそもそも物凄く乾燥している。髪の毛を乾かさずに外に出ても一瞬で乾くくらいに。
なのでそれでもクリームは必須だろう。
そして抜け毛。これは完全に改善された。
因みにフランスのAmazonからでも購入できる。筆者は存在を知らなかったのでフランスのAmazonで購入した。
少し高いが気になる人は試してみるといい。

コレで少しは分かったと思うが日本は本当に奇跡の様な国だ。軟水を使えるというのは清潔で繊細な作業ができるという事だ。

だが全身から粉が吹いてスキンヘッドになりたい奴は毎日水道水でシャワー&シャンプーだ。
オバケのQ太郎と呼んでやろう。



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