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edwyn collins / badbea (2019)

今日の一枚は、アズテックカメラなどと並んでネオ・アコースティックを代表するバンド、オレンジジュースのメインメンバーであるエドウィン・コリンズの6年ぶりとなるソロ・アルバム「badbea」。リリースは彼自身のレーベルAED Recordsより。

今作は近年、彼が移住したスコットランド北東部に位置するヘルムズデールにある自宅スタジオでレコーディングされた、とのこと。

一時期は重病で音楽活動もままならなかった彼だけれど、復帰後はそんなことを感じさせないくらいに充実した作品をリリースしていると思う。

今作も同様で、一曲目「It's All About You」のイントロから、聴き手をぐいぐい引き込んでいくかのような確かな力強さに満ちあふれている。その後、アルバム中盤にはメロウ・フォークな"It All Makes Sense to Me"、タフなギターが曲に高揚感を与えているアルバム先行曲"Outside"などなど、曲ごとにバラエティがありつつ、全体としてはエドウィンならではソウルフルなボーカルが統一感を与えていて聴きごたえある作品だと思う。

まだ聴きはじめたばかりで、これからじっくり聴き込んでいこうと思っているわけだけれども、まずは再びこうして素晴らしいアルバムをリリースしてくれたことがとても嬉しいので、本日はこの作品をピックアップ。

このnoteでは主に音楽ストリーミング配信で(も)聴ける作品をピックアップしています(自分が主に利用しているのがapple musicのためリンクはそれ用で貼っております)が、instagramでは自分の手元にあるフィジカル作品を紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいませ。


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