初めての異動。変革の日はいつも何かしらの予兆があるのに気付かなかった・1
もう8月初旬の話しだ。
この頃から不調を極めていて(これが後にとんでもない事態を引き起こす)
『仕事面倒、今日も姿勢が悪い客とか眺めなきゃいけないとか鬱、買い物行きたい、早退したい…』とイライラしながら出勤した。
朝はいつも一人体制だったからいつものようにパソコン、レジを起動し鞄をロッカーに入れて、さてレジ金の準備とスタッフルームを出た時だった
『おぅ、貴鏡』
上司が来たのだ
この上司、実はかなり上の地位に居る人で様々な店舗を巡回し、各店舗エリアの責任者をまとめている。
補足:上司→エリア責任者→店長→副店長→スタッフという感じだ
この上司、飄々としていて神出鬼没。何の気配も無く店に来て各店舗から送られて来た書類を取り来るのだが、気配が無いせいで気付いたら鞄だけが置かれていたり、知らぬ間にスタッフルーム居てドキっとさせられた事が何度あった事か…
閑話休題
上司が朝、早くに来る事は珍しい事じゃなかった。きっと書類だけ確認して他の店舗へ行くのだろう…そう思っていた。
上司『開店準備前にちょっといいか?…座ってくれ』
『はい……どうしましたか?』
上司『対した話じゃ無いんだけどさ…──』
この時点での僕の予想
・正社員にならないか?・契約破棄(クビ)・クレーム?・給料アップ?
上司『──…異動してくれないか?』
『は……ぃ…?ぇと、何処に…?』
上司『“独立店(店名を言われたがこの表記にする)”に』
『………????????』
上司『急に言われたら困るよな(苦笑)実は…この店舗と“独立店”に閉店の話しが上がっている』
まとめると
・この2店舗は売上が他と比べて悪い
・店舗を残すとしたら“独立店”の方を優先(僕の見解)
・閉店が決まった店舗のスタッフは異動させる事が出来ない
・閉店はすぐという訳ではないが、決まったら後は撤退がかなり早い
・僕へ打診した理由:今の所、売り上げとして高い結果を出しているから低迷気味な“独立店”の売り上げを底上げする為
…此処まで書いて少し疲れた。
申し訳無いが続きは後日
まだまだ分からない事だらけだけど…今までの、そしてこれからの活動費用として投資させて頂きます。 僕らの表現する世界がアナタに還元出来るように 日々邁進