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ももたわんまんライブレポ-2

ももたワンマンライブレポート:その②

 2019年12月、福岡のアイドルユニット、トキヲイキルの本公演が博多である。その劇の演出・音楽を柏原収史さんが手掛けていて、現場には絶対いらっしゃる。
 その時にお願いするしかない。それも、ももた先生に内緒で。

 ただでさえ、収史さんに会うのはドキドキで手が震えるのに、大それたお願いもしなくちゃいけなくて、内心、とても挙動不審でオロオロしていた。(このオロオロ具合はそばで見ていたトキイキヲタの人もいたはず(笑)

 福岡に着くと、ももた先生が「記念イベントは歌を歌ってライブみたいな感じにしたいんだよね~」と言う。
 え?まじで?本当にライブなのかー。でも、こっち側が主催してお祝いするのに、先生が歌うってなんだ?と、思ったけど。
 その時、先生は自分もアイドルイベントみたいなのをやってみたいっていうのと、集まってくれる皆さんになにか楽しんでもらいたいっていうのと、自分がファンのみんなにサプライズしたいって思ってるんじゃないかって感じたよ。

 そして、いよいよ収史さんへお願いする時がやってきた。
 12月23日にお誕生日を迎える収史さんに少し早めの誕生日プレゼントを渡すんだと言うことで、収史さんと話をする。
 何から話していいのやら。どう話していいのやら。うぎゃーってなってたんだけどね・・・(笑)

 収史さんには、記念イベントをするから、なにかお祝い動画的なものをいただけないかと、その辺から話を切り出した。
「先生は、自分が集ってくださったファンの皆さんへなにかサプライズをしようと、ライブみたいなことをするらしいんだけど、それとは逆に集った側からサプライズをしてあげたい。そこで、収史さんになにかお祝いをいただけるとありがたい。本当はお友達として来ていただけたら一番嬉しいのだけど、遠いし拘束時間も長くなるので、正式にゲスト出演をオファーしたいんですが、おいくら万円?」的に、聞いてみた。
 すると収史さんは「(ももた先生のことだから)お金の話しじゃなくてね・・・」と、なにか考えを巡らせている表情で、その時は答えてはくれなかった。

 そうだよね・・・。東京でならワンチャンあるかもだけど、開催地は大阪だしな・・・。
 それに、いくら仕事上やアイドル現場で繋がりのあるももた先生のことでも、俳優としてのいろんなことがあって、気軽にほいほいと来てはくれないだろう・・・。
 そしてホントにおいくら万円かわかんないけど、個人で負担できる金額じゃなかったら、それはそれで大変だしな・・・。(なんなら、内緒でクラウドファンディング立ち上げようと真剣思っていた)
 いや、でも、私も「ももたヲタク」。やる時は、やりますよ・・・!と悲壮な決意をしていたのだった・・・。←大げさ

「・・・まあ、だめだったらお祝い動画だね~」と、収史さんはそれについては快く引き受けてくれた。
 いや!それだけでも全然、嬉しい。どういう形になるかわからないけれど、イベントの途中でいきなり収史さんの映像が流れたら、それだけでも先生は泣いて喜んでくれるはず・・・。
 ありがとう、ありがとう、ありがとうございます。よろしくお願いします。
 私は盛大に頭を下げて、お願いした。

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