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ももたわんまんライブレポ-7

ももたワンマンライブレポート:その⑦

 トークタイムは、ホリーニョ君の進行で進む。
 先生のペンネームの由来やデビューの時のこと、アイドル大好きサッカーヲタでもあった先生の漫画「あかねSAL☆」を描くキッカケ、朝ドラ「マッサン」のコミカライズの話など、中には会場の人も知らなかったことがあり、みんな、ほうほうとうなずいて聴いていた。

 詳しくは「なかはら・ももた著 人生は朝ドラじゃない」をお読みください(笑)
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 2018年の前期朝ドラ「半分、青い」では、あまちゃんから描き続けていたドラマ絵の実力が認められとうとう中の人に、という話では、みんなが良かった良かったとニコニコしてた。
 北川悦吏子先生がお友達で「ももた、描いてよ」とも言われたとか。さっきから聞いてると先生、お友達がすごい人ばっかだなー。やはり、これも先生の人徳ってやつだろうな!

 あの頃、毎朝のように「なかはら・ももた」の名前がテロップに流れるのが本当に嬉しくて、みんなしてスクショしては「我らのももたーーーーー!」と騒いでいたのを思い出したよね。

 Twitterで募集した質問やいただいたお祝いの言葉や、電報の紹介。
 そして、小さな小さなダンディ工場長から花束のプレゼント。工場長かわいいーーー!
 
 第二部のライブでは、ターボーさんが持参してくださったサイリウムが秘密裏(?)に会場に回されて、「第二部 1曲目」に合わせて、会場全体が桃色に、ももた色に染まっていく。
 ふと横を見ると、収史さんもちゃんとサイリウムを振ってくださっていた。
 最前列のお嬢様お兄様方は手作りのウチワを振って、本当のアイドルライブみたいだったよ。

 「第二部 2曲目」ではトキイキヲタのみなさんが会場を盛り上げてくれる。
 その光景を見て、ありがたいなあってしみじみ思った。

 「つよがりな自分を抱きしめていたい
  奇跡なんて待つのはやめた
  自ら掴みに行くものだから」
 
 先生がこう言ったのを聞いたわけではないけれど。
 先生はこの歌が大好きだ。この歌を聴いて何度も涙を流したんじゃないだろうか。
 自分を信じて、自分を生きて、歩いていく中で、何度も躓いて、何度も泣いて、それでも歩いていくしかなくて。

 漫画家と言う誰かが読んでくれなくては成り立たない職業は、アイドルという見て聴いてくれる人がいないと成り立たないものと同じようなところがあって。
 アイドルが歌う、彼女たち自身になぞらえた唄を自分のことのように感じるんじゃないだろうか。

 それを思うと、今、この場所で、大好きなこの歌を、自分を大好きで集まってくれた人、大好きな収史さんの前で歌えることは、本当に幸せなんじゃないかなあと思った。
 ももた色に輝くサイリウムの向こうに思い切り歌ってる先生がいて。
 なんて素敵な空間なんだろうって何度も思った。

 そうそう、この歌では収史さんもケチャしてくれてましたよ。見えてたかな?


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