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成功循環モデル

これまで知らなかったのに、ここ数日で2,3回、目にしたということは、今の自分にとって非常に大切なものなんでしょう☆
ということで、メモメモφ(._.*)

「組織の成功循環モデル」byダニエル・キム教授@マサチューセッツ工科大学

「組織の成功=結果を出すためには、人間関係から改善する必要がある」

成功循環モデル

「組織の人間関係」が「組織としての考え方=思考」を変革し、
「組織としての考え方=思考」は「組織としての行動」を形作り、
「組織としての行動」により「組織の成功=結果」が生まれ、
「組織の結果」は「組織の人間関係」に影響を与える、
という話です。

この循環には、「グッドサイクル」と「バッドサイクル」があります。

グッドサイクル

ついつい「結果」から求めがちですが、結果を出すためには「関係」から改善する必要がある、という話です。

①「関係の質」を高める
お互いのことを知り、尊重することにより、一緒に考えたり同じ方向を見たりするようになる。
(※関係の質を高める方法は、この理論の外の話ですw)

②「思考の質」が高まる
お互いの視点を共有することにより、(相手の立場で考えた場合の)気付きが得られ、仕事を面白いと感じる。

③「行動の質」が高まる
仕事を面白いと感じているため、自発的、積極的に行動する。

④「結果の質」が高まる
自発的、積極的な行動が、より良い結果を生む。

⑤「関係の質」がさらに高まる。
結果=実績が得られることで、お互いの信頼関係が強化される。

バッドサイクル

ついつい「結果」から求めてしまった場合です。

①「結果の質」が高まらない
目先の数値だけ求めても、なかなか成果は上がらない。
(※例えここで成果が上がっても、次のサイクルである「関係の質」の向上にはつながらない気がします。)

②「関係の質」が悪化する
成果が上がらないため、組織に対立が生じたり、思いやりのない指示、命令が増え、関係性が悪くなる。

③「思考の質」が低下する
組織内に不満がたまり、仕事を面白いとは感じられなくなる。そして、言われることだけをイヤイヤする傾向が強くなる。

④「行動の質」が低下する
受身の考えとなることにより、自発的、積極的には行動しない。

⑤「結果の質」が低下する
さらに成果が上がりにくくなる。

まとめ

マザー・テレサの言葉を思い出しますね。

関係に気を付けなさい、それはすぐに思考になるから。
思考に気を付けなさい、それはすぐに行動になるから。
行動に気を付けなさい、それはすぐに結果になるから。
結果に気を付けなさい、それはすぐに関係になるから。

思考に気を付けなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気を付けなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気を付けなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気を付けなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気を付けなさい、それはいつか運命になるから。
- マザー・テレサ -

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