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台湾大好き翻訳者の最初の台湾語り

  台湾という地をご存知ですか?
  台湾と言えば、何を思い浮かべますか?

 日本の友人から話を聞くと、鳳梨酥(パイナップルケーキ)他にも珍珠奶茶(タピオカミルクティー)や鶏排(チーパイ)などの台湾グルメが流行っていたらしく、もしかしたら台湾と言えば『美味しい食べ物が多い場所だ!』というイメージを抱くのかもしれません。
 また、台湾創作品の日本語訳が増えた事により、日本のネットサイトやお店で紹介しているけど、実は台湾の作品だった! という事も増えました。
 例をあげると、パソコンメーカーのACERASUSが実は台湾メーカーだったり、SteamやSwitchで遊べるゲームでも、遊んだこと無くとも《返校公式サイト)》の名前を聞いた事があるかもしれません。
 余談ではありますが、この記事を書く前に、同じく台湾文化沢山詰まってるゲーム《還願公式サイト)》の実況が訛り実況のキリンさまより公開されましたので、台湾文化と宗教が気になる方にオススメします。

 さて、台湾のゲームと美食、グルメが日本に伝わったおかげで、台湾文化が日本で少しずつ広まりました。とは言え、日本で見る台湾文化と、台湾で見る台湾文化では、やはり違いがあります。
 特に料理となると、レシピによっては特定な食材はどうしても流通し辛く、もしくは手に入らない関係で、どうしても当地アレンジになってしまいます。
 また、台湾文化と言っても、生まれる地域や過ごす文化圏によっては、地方の差が生まれてしまいますので、同じ台湾生まれの作品でも、北、西、東、南、中央などの地域特有な色に染まる事も珍しくありません。

 例えばですが、自分は台湾の北生まれ北育ちなので、日本でも食べられる台湾料理である魯肉飯(ルーローハン)と言えば、豚バラ肉を細かく切り、それを香辛料と一緒に煮込んだ後ご飯の上に掛ける料理だと認識しています。
 しかし、南に行くと、南の魯肉飯は豚バラ肉をご飯に乗れるくらいの大きさに、まるで分厚いチャシューのようにスライスして、香辛料と一緒に煮込んだ後ご飯に載せる料理になります。
 面白い事に、これはどちらも正解であり、更に地域が同じでも店によっては魯肉飯の魯肉の作り方も形も味付けも全然変わってきますので、日本のラーメンに似た何かを感じます。

 こと料理だったり、ゲームだったり、実は共通点の多い台湾文化と日本文化が大好きです。
 今は気軽に日本に行けない代わりに、台湾生まれ台湾育ちである事を活かして、大好きな台湾文化を少しずつ紹介していきたいと思い、Noteを始めてみました。
 日本文化はまだまだ勉強中ですし、本職が翻訳ゆえ、専門家のような『すごい! 賢い! かっこいい!』感じの解説ではなく、ただ台湾が大好きな一人として、自分が見て、知っている台湾を話していく感じで紹介出来ればと思います。
 紹介内容についてですが、台湾の料理だったり、台湾祝日に関わる説明だったり、台湾文化の豆講座という形で書いて行きたいと思います。
 もしVtuberに抵抗のない方でしたら、台湾ゲームはYoutubeで配信していく予定であり、また《遊月まさの台湾豆講座》のような10分以内の紹介動画シリーズを作りましたので、苦手でなければご参考までに。
 機会があれば、実況や豆講座動画で扱ったテーマもこちらで紹介していく予定ですので、苦手な方でも大丈夫です。

 好きな事について話すと、つい終わりが見えなくなりますが、今回はここまでにします。
 不定期更新になると思いますが、少しでも台湾を知る、台湾を好きになるきっかけになれれば幸いです。
 では、またお会いした時も、よろしくお願いします。

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