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決意

機械工学科3年のみずです。
この”機械工学科”を強調するのには訳があります。
大学院から専攻を変えて、応用化学系に進みたいと考えています。
そもそも私が理科好きになったきっかけは”化学”にあり、大学の学科も機械工と応用化学系で、とても迷っていました。

そんな私が、なぜ機械工へ進み、応用化学へ変えたいと感じているのか、ここに残したいと思います。

高校生のわたし

化学を頑張りたい!!

そう思いながら、高校生になりました。
中学3年生の時に「理科ができるようになりたい」その一心で数学を勉強し、高校生の私は「りけじょ」と呼ばれる部類に入れるくらいには、数学ができるようになっていました。

部活に打ち込みながら、もう一つのことにも惹かれていました。

宇宙


アニメ「宇宙兄弟」を見て天体をよく眺めるようになり、
相模原や筑波のJAXAへ行き、
その興味は次第に”宇宙工学”へと移っていきました。

高校3年生、化学が好きだけど宇宙工学を学びたい
それを天秤にかけ、私は宇宙工学を選びました。


現役時代

現役と書くからには浪人も経験しているのですが…

理科で物理を使用し、一般受験で全落ちしました。
この時は機械工学を志望していました。

成績はかなり良かったものの、第一志望が無く一般受験に切り替え、高3の夏は部活のごたごたで鬱気味。「消えたい」と思うほど追い詰められており、勉強どころではなく夏が終わり、ずるずると引きずって受験全落ちとなりました。言い訳です。


浪人期

考える時間が私には与えられました。
物理のせいで受験に落ちたわけではないですが、
「化学がやりたい」
と、受験勉強中ずっと思っていました。

そこで、浪人で化学を選び、1から勉強し直しました。
学科は、最後まで迷いきれず、機械工を応用化学を受験し、
結果として機械工学科に進みました。

大学生

ロケット部に入り、念願の毎日ロケット漬けの生活。
本当に楽しい。

機械工学の勉強も苦ではなく、2年生終わり時点で上位5%の成績でした。
研究室も第一志望のロケットの研究室。
座学で最も面白かった”制御工学”とロケットの両方が卒研テーマに決まり、はたから見れば超優秀・イージーモードでしょう。

就活

業界はあまり絞らず、理系の専門から文系ぽい職業・業界まで、幅広く見ていました。
ただ、大学の授業でずっと「”エンジニア”になるために」と言われていて、
いざ、エンジニアについて調べるとあんまり魅力的ではない。
私はエンジニアになりたいのだろうか。(いや、ちがう。)

そう思うようになっていました。


その違和感を深く考えず、成績もいいし、卒研テーマ的にも大学院へいくようなことが約束され、私自身もそのまま大学院へ行くと決め、
サークルと授業とバイトと遊びだけをしながら3年生の冬が終わろうとしていました。

3年生の最後のテスト直前、
ふと、母と話していて、

「やっぱり私は化学系に進みたいのではないか」

と思ってしまいました。

大学院試験は9月
もう、7か月しかなく化学はほぼ0の知識です。
でも、数日考えても「化学やりたい」「化学の研究者になりたい」しか
でてこなくて…

化学系の大学院に進める準備、すなわち大学院受験生になることに決めました。こんな直前から始めるなんてアホで、まだ決めきれてないなんて本当にダメダメですが、どっちの道も残した欲張りだから、頑張ることに決めました。

化学の研究者になりたい(?)みずをよろしくお願いいたします。

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