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三児の母、簿記2級を取得する

こんにちは。すずさんです。
23年11月に簿記2級の統一試験を受験し無事に合格しました。
勉強期間は約3ヶ月。
紆余曲折あった簿記受験について記録を残そうと思います。

なぜ簿記2級を受験したのか

シンプルな理由です。
「簿記3級を持っていても財務会計が苦手。もう少し得意になりたい。」
これに尽きます。
仕事上、簿記2級の取得が必要ではありません。
でも、どの仕事をしていてももう少し財務会計の知識があればいいのに
と感じることは多かったのでいつか勉強しようとは思っていました。
あとは、他資格(今後少しずつ内容をまとめていく予定)を目指す上で、
土台の知識として簿記2級の取得を目指すようになりました。

勉強期間と勉強方法

23年8月中旬頃に書店にてテキストを購入して勉強を開始しました。
ですので、勉強期間としては約3ヶ月、方法としては独学です。

「3級を持っているしそれくらいで2級も取れるはず」
という考えでスタートしましたがそれはとてもとても甘い考えでした。
なぜなら簿記2級は3級よりも遥かに難しかったからです。
範囲も広ければ内容も深い、単純暗記では太刀打ちできない内容でした。
具体的には2級のラスボスと言われている連結会計。
本当にラスボスで全くと言っていいほど解くことができませんでした。

「これはまずい・・・」と思い勉強方法を再考するために
X(旧Twitter)で2級合格者の方々に好評な某Youtuberの動画を見てみると
目から鱗でわからなかった様々な論点が理解できるようになったのです。
ちなみに連結会計は有料だったのでそこは課金しました。
(2級は連結会計以外にも難解な論点が多くあるのですが、
多くの論点がなんと無料で公開されています!)
実はこの課金を決断したのが10月中旬、試験日まで残り1ヶ月でした。

なので勉強期間と勉強方法をまとめると以下のような感じです。

8月中旬〜10月中旬
→購入したテキストで勉強(3周くらい回しました)
10月中旬〜10月末
→3周回しても理解できていない論点をYoutubeで確認
 理解したうえで再度問題演習(論点を絞って2周ほど)
11月初旬〜受験日まで
→過去問演習をひたすら解く(全部で12回分)
 この間も理解不足な論点が見つかればYoutubeとテキストを確認

自分自身の反省としては過去問演習を開始するのが遅かったと感じました。
後半はかなり追い込んで勉強したのでなんとか合格レベルに到達しましたが
もしもう一度受験するのであれば1ヶ月前には
過去問演習をスタートすると思います。

3人の子育てをしながらどうやって勉強したか

私にはこどもが3人います。
上の2人はお昼間は園に通っていますが一番下はまだ赤ちゃん。
どうやって勉強時間を確保したのかもまとめておきます。

勉強時間のメインは朝家族が起きる前

お昼間は赤ちゃんの機嫌や都合に合わせる、
夜は上の子達が帰ってくる、何時に寝てくれるかわからない、
ということで唯一安定して確保できる時間が朝だけでした。
なので4時半に起床して6時半すぎまでの約2時間は集中して勉強しました。

動画を使ったインプットはお昼間にお世話をしながら

Youtubeの勉強を取り入れる前はテキストを読まなければならず、
なにかをしながら勉強することが難しかったのですが
Youtubeは「ながら勉強」には最適でした!
なのでお昼間は赤ちゃんを抱っこであやしつつ動画を見ていました。

直前期は家族の協力も得ながら

試験の直前の休日は夫にも協力してもらい
1〜2時間は一人で集中して勉強できる時間を作っていました。
例えば上の子の習い事の送迎を私一人で行い、習い事の待ち時間で勉強、
こども3人を遊びに連れて行ってもらい、その間遊び場の近くの図書館で勉強
など、家族全員で協力し合いながら乗り切りました!

簿記2級の受験で得られたもの

簿記2級への挑戦で得られたものは資格の取得だけではありませんでした。
頑張り抜けた自分に自信を持てるようになりました。
そして、何よりも得られた大きなものはこどもへの刺激でした。
一番上の子は年長なのである程度のことは理解できるので
「ママはたくさん勉強してるね、私もたくさん勉強頑張りたい!」と
ある時、突然言われたのです。
もちろん勉強だけが全てではないので、
「自分のしたいこと、やりたいことがあるならそれに向かって頑張って」
と伝えましたが子供は私がしていることを見ていてくれたのです。
それが私にとって何よりも大きな成果でした。


簿記2級への道のりはもしかしたら育休中だったから
乗り切れたのかもしれませんがそれでも楽ではありませんでした。
だからこそ得られたものも大きかったので
このように形として残しておきたいと思いまとめました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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