桃山商事のラジオを聞いてる

私は桃山商事のファンで、よくラジオを聞いている。

桃山商事を知ったのは、雑誌「AERA」のインタビュー記事だった。AERAは私の両親が愛読している雑誌で、休日にパラパラと見るのが10代の頃からの趣味だった。雑誌の中盤にある4ページほどのインタビュー記事は特に好きで、普通の学生をしている私にとって、自由な生き方を学べるページだった。

この号です↓

そこでおっとりとした雰囲気の男性のインタビューを読んで衝撃を受けた。

この男性こそ、桃山商事の代表、清田さんである。彼は大学時代に女子の恋バナを男性目線で聞くという活動を友人と行っていて、その活動を今も続けている。

男性自身が有害なホモソーシャルやフェミニズムについて語っているのが衝撃的だった。男性達が女性の権利をつぶしていることを語るのは、女性たち自身が多かったからだ。

そこから私は桃山商事について調べ、ラジオを聞き始めた。二軍ラジオは清田代表、同級生の森田専務、佐藤広報がテーマに沿った話をしている。「男性が真面目に恋愛を語る」ということが面白かったし、自身の経験について赤裸々に語る彼らが痛快だった。

二軍ラジオは終了し、今は「恋愛よももやまばなし」にタイトルを変えてラジオを続けている。メンバーにワッコ係長を加え、さらに面白さを増す(ワッコさんはワードセンスが本当に素晴らしすぎる)。

男女交際について真剣に考えると、人としての尊厳や権利の話になってくる。結婚や出産、離婚や再婚について深く話すと、現状の制度ではないがしろにされている男女の不平等が浮かび上がってくる。

私はあまり恋愛の話をしてこない人生だった。「恋愛は恥ずかしいもの」という意識が強くあったためだ。その根底には、「恋愛に現を抜かす女性は頭が悪い。それしか興味関心がないのだ」というミソジニー的な思想があった。恋愛ドラマ・恋愛映画など、恋愛を中心にする物語は圧倒的に女性向けが多い。「男性との恋愛は女向けですよ。女の人は楽しんでください」と言われているような気持ち悪さを感じ、世間の作ったイメージに反発したいがために、恋愛の話を意識的に避けていたのだ。

かつての私のような思想の人は多いと思う。特に男性は、男性同士で恋愛を真面目に語ることはハードルが高いのかもしれない。顔出し・本名で男性が真面目に恋愛を語るというラジオに勇気付けられた。上述したように、恋愛に真剣に向き合うと、より深い方向へと話が膨らんでいく。

前向きに、面白く。目の前の問題を深く考えることが重要だと思った。まとめ雑。






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