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やんちゃこりん記録 生後4か月まで

ダウン症の子は元々筋力が弱い子が多いらしい。すなわち哺乳力も弱めなことが多く、飲んでいる時間が長いと疲れて寝てしまうケースがあると聞いていた。私は長男からの継続で母乳がまだ出ていたため(経済的なことも考えて)次男も母乳で育てたかった。最初の2か月程は母乳+ミルクの混合でやっていたけれど、夜中にミルクを作るために身体を起こすのが四十路を越えた身には大変つらくなり、沿い乳で凌ぐ方法に切り替え、通常3時間位の母乳間隔を2時間くらいにして、頻回授乳することにした(添い乳はそれはそれで、肩と腰が大変に辛い状況になるのだけど・・・)
なので3か月以降はほぼ母乳育児が行えるようになった。が、常に寝不足状態だったので上の子たちに接する時の余裕の無さが半端なかった(;´Д`)

次男の心臓の穴は、呼吸にかなり悪影響があった。本来、新生児~乳児期は窒息予防のためうつぶせは推奨されないのだけど、N病院の小児科主治医は、「呼吸しやすいよう、この子に限ってはうつぶせ推奨やな」とおっしゃった。もしくは気道確保よろしく、仰向けで首の下に巻いたタオルを置いて寝させた方がいいともおっしゃられた。寝ている時の心臓辺りの動きがへこへこする状態・・・この時期すごく目立ってきていた。
それでも何とか手術は回避してほしい、穴が自然に塞がりますようにと毎日祈るような気持ちで暮らしていたことを思い出す。

そんな次男だけれど、3か月直前あたりから、うつぶせ状態からふっと顔を持ちあげられるようになった。え?早い!というか、健常児さんでも早い方じゃない?とびっくりした。


しっかり上がってますね(;^ω^)

そして周囲の気になるものに手を伸ばす仕草も見られるようになった。
長女・長男とも地域の子育てサークルに所属していた経緯があり、次男もこの頃から初デビュー。私の考えとしては、早くからみんなにダウン症児のことを知ってもらいたいという思いがあった。幸い、サークルの皆さんは好意的に次男の事を受け入れてくれたので、私も安心して連れて行くことができていた。早くから外部の刺激を受けて、吸収できるものはしていってほしいなという気持ちもあった。サークル活動の途中で長男だけ他のママさんにお願いしてその場を離れ、私は次男の予防接種へ中抜けすることもあった。長男も次男も地域の中で育ててもらった感がすごくある。

次男は吐き戻しがやはり多く、飲んだ後、え?っという量が戻ってくることがあった。時節柄、感染性胃腸炎を何度も疑い、消毒や手洗いなどに神経を研ぎ澄ませる毎日だった。


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