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2019/7/25 下弦の月 変化の中で平穏でいる人がすべきことは

前回の満月以降、たった一週間足らずで凄まじいニュースがいくつも重なっている気がします。

戦後最悪の放火事件とさえ言われるくらいの衝撃的な犯罪、かと思えばいつもテレビに出ている人たちが大騒ぎの暴露会見、そして何より大事な政治の節目である選挙。
アジアを見てみると、大規模なデモを実行していた香港の状況が、なにかひどく暴力的な様相を呈している声が、インターネットを通して途切れ途切れに、でも非常に生々しく届いてきます。

ただ生活しているだけで、正直とてつもない不安が発生しているような感じがあります。

それは、理由がはっきりとわかっていての不安もあるかもしれませんが、それ以上に強烈な事故や犯罪、隠されていた圧力などが白日の下にさらされてしまったのをたとえ第三者としてでも目撃しているという事実に、自分の生活を脅かされるような恐ろしさを感じざるを得ないのかもしれません。

さらに、選挙という「自分で考えて、正解はわからないけど選択する」という非常に気の重い作業を課されている時期でもありました。
そのストレスは、それなりにあるはずです。

そんな中で迎える下弦の月。

揺らぎに満ちている空気の中でも、自分の生活自体は実のところたいして変化がなくて、安定している。
消費税どうなるのかなとか、好きな番組が終わっちゃうのかなとか、34人も死亡した事件の恐ろしさを感じたりしながらも、とりあえず自分の生活は今日も安定。
という状況にある人ほど、ある意味手足が動かせない檻の中にいるような状況なのかもしれません。

何もすることがないということは、本当に苦しいものなのです。

ですが、今そういう余裕のある状態にいる人たちほど、すべきことはあります。
それらの状況を受けて、「とりあえず自分の状況を整理しておく」ということです。

星のまわりで言うと、今は水星逆行の最中なので、前に進むよりも過去のものを洗いなおすのが上策。
そして月のかけていく時期ですから、直近でやることといえば、不用品を手放すことです。

いつもは掃除しない場所、開けない扉を開けて、中のものを一度確認しておきましょう。

8月に入った途端、新月と水星逆行終了が重なって、ぱたんと動きが変わる星回りです。
ですから、それまでにいらないものを手放す作業に向いています。
ただ星回りが変わるのを待つのではなくて、今できることをやっていくチャンスを逃さないという視点を大切にしていかないと、もったいないと思います。

でもいろんなストレスを受けて、今、何かを考えようとしたり、より良い答えを探そうとしたりはむずかしいかも……という状態にあるひとほど、おすすめしたいです。
目の前の不用品を片付けることはさほど頭を使わなくて済みます。やる気さえ出せばいいのです。
混乱しているときは、すでに混乱している部分をただ整えていくだけで十分効果があります。

一番簡単なのは、シンクにたまった食器などを全部きれいに洗ってしまうこと。
ごみをちゃんと出すこと。
コンロや排水溝などの、どうやっても絶対に汚れがたまるところを掃除すること。
掃除は、やっただけ成果がわかるエリアから取り掛かるのが一番心に効きます。水回りは汚れを落とすと明らかに光るので、とても分かりやすく効果を感じられます。

ここで私たちが大切なのは「どうせ私は何をしてもだめ」「勝手に誰かが話を進めてしまう」と、自分の無力感に食われてしまわないようにする、ということです。

掃除は、やった分だけ成果が見える=自分の力を実感できることです。
そんな些細なことを、手放さないこと。
そして、ちゃんと「自分のやるべきこと」をあきらめないこと。
それが今すぐでなくてもいいけれど。

今すぐじゃなくても、たぶん年内から年明けにかけて、きっと何かがあります。それが何になるかはわかりませんが、あなたがすべきことは必ずありますから、心配しないで準備しておきましょう。

準備って、とりあえずはいらないものの処分をして、来年・再来年の予定をざっと見ておくこと程度で大丈夫です。
来年再来年で終わるローンとか、契約とかあると思います。携帯とか、部屋の契約、車のローン・奨学金、ちょっと見直しておきましょう。

もちろん何か計画が動いている人は、ちょっと慎重にそれを見直してみるタイミングです。

さて、あきらめずに、とりあえず部屋の掃除でもしましょう!

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