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2024/1/26 誰もが太陽を持っている獅子座の満月

1/26(金)、2:54に獅子座で満月となりました。
時刻的には26日の夜明け前なので、25日の夜が満月だったという体感だと思います。

月は、半年が1サイクルです。
獅子座は真夏の太陽がぎらぎらする時期に新月、そして真冬の太陽が最も弱い厳冬期に満月になります。

獅子座は、太陽の化身的存在です。明るいのです。
同じ明るさでも、太陽は火の明るさや熱さとは何かが違います。決定的に違います。昼という時間を徹底的に司っていますし、それは「太陽がない」という意味で夜という時間さえ司ります。
そのくらい、地球に与える影響力は大きなものです。
そんな、太陽の力を一身に背負っているのが、獅子座ともいえるかもしれません。

それがとても太陽が遠のく厳冬期に満月になる、というのは、なにか考えさせられる形だなあと思います。

そして、偶然ではありますが満月の夜に、宝塚歌劇団の公演を観る機会に恵まれました。

満月だから、という事はあまり関係なく(チケットなんてこっちの都合でとれるものではない場合が多いです)、それよりも初めての場所でたくさん人がいるということで楽しめるかどうか不安でソワソワしていました。

当日は本当に寒風吹きすさぶという感じで、劇場に入った時の空気全体があたたかく熱をもって輝いている感じは、普通に「あったかいーー助かるーー!」みたいな感覚でした。

が、幕が上がり、物語の世界が広がり、見たことがない輝きがそこに出現しました。
もう、どこをどう切っても安定感と安心感のある高品質エンターテイメント。美しいものが安定して存在しているという安心感。才能と適性のある人たちが訓練を積み上げた「仕事ができる人たちしかいない空間」って、どんな場所でも信じられない安心感があるものですが、間違いなくそういう感じがしました。
そして、今回の彼女たちの「仕事」は、美しく華やかに輝いて、観客から拍手をもらうこと。

獅子座は、そういう事がテーマの星座です。
自分が主役になり、たっぷりとスポットライトを浴び、喜び楽しみ、歌い踊り、キラキラ輝くラインストーン、心から笑い、堂々と真ん中を歩く。
全員が賞賛と尊敬のまなざしを送り、それを受け止めてきらめきとして跳ね返す。
「宝塚のことじゃん」ってなりました。

ショーのフィナーレで、あの階段から降りてきて羽根をふわふわと持って全員が順番にお辞儀をしていく仕草が、「こんなに楽しませてくれたのに、私たちにお辞儀をしてくれる!私たちをこんなに大切にしてくれている!」という感じがあふれてきて、とても不思議な気持ちになりました。

今まで私は、観客が舞台にいる人を押し上げているような構造を想像していたのですが、その場に立つと全く違っていたのです。

すべての舞台の上にいる人たちが、美しい仕草で客席に向かってお辞儀をし、さらに輝きを放つ人を呼び、徐々に羽根が大きくなっていき、最後に全員が尊敬のまなざしで見つめる美しい人が、もう反射で見えないほど輝きながら私たちに美しいお辞儀をする。
あんなに美しく華やかで、全員から憧れのまなざしで見つめられるような人が、私たちを「心から大切にしている」というサインを送ってくるのです。

人は、本当に自分らしく美しい物や楽しい事を追求した時、周りからむしろ愛され重用されることがあります。
普通は「ワガママでズルい」なんて言われそうなことですが、実際には本当の本当に美しく楽しみ尽くしている人は、なぜか大切にされてしまうのです。

その理由は、ある程度分かっているつもりでしたが、今回の観劇で目にモノを見せられた気がします。

月は太陽の光を反射することで輝きます。
獅子座は太陽を意味し、獅子座の満月は特に太陽の存在を明らかにするような意味合いを想像させます。
こんな真冬の最も太陽が弱まる時期に、月はいつもと同じく太陽の光を満面に跳ね返します。
太陽はいつもそこにある、と、ゆるぎなく伝えています。
誰の心にも、誰の人生にも、太陽があります。
あなた自身も太陽を持っているし、ほかの誰かも太陽を持っています。
それが真冬で光が弱っている時もあるし、雲がかかって光が届かない時もあるでしょう。でも、「太陽はいつもある」ようです。

自分の太陽が信じられなくなった時、輝いている人を見るととても力づけられるのは、そのせいかもしれません。
人は輝く。
(それはライトのせいや、スパンコールやラインストーンの衣装のせいかもしれないし、ダンスがうまいとか歌がうまいとか、顔がきれいだとか背が高くて骨格が美しいとか、そういうことかもしれませんが!だとしても輝くのです)
それを目の当たりにすること。
光は、やはり目で見る以上に強い印象を与える事はないかもしれません。風の噂に「キラキラしていたよ」と聞いても(耳と情報)、その輝きはわからないようなのです。

でも、もし私が目が見えなくなっても、宝塚の舞台の客席に座ったら、きっとその輝きが感じられるような気がします。
輝くとは、そいういことなんだなと。

そして、個人的な感想ですが「人間、やっぱりスパンコールとラインストーンのついた服を着てまっすぐに立つことから逃げちゃいけないな」と、妙な反省がありました。
一生モブでいいわ、だって楽だもんという気持ちもわかります。
その方が賢くそつのない人生だという事もわかります。でも、モブのお衣装と、ラインストーンのお衣装の差はあまりにはっきりとしていました。
両方、どちらも間違いなく美しかったし、群舞やコーラス、一糸乱れぬラインダンスの感動は間違いなかったけれど、ラインストーンから逃げるようではだめだ、と。
自分の人生、どこかでちゃんとラインストーンの服を着なくてはいけない。
それは自分の為でもあるけれど、結果として誰かをエンターテインし守り、支え、救い、導くことさえあるのだから。
それはもっとも純粋な奉仕につながっていくのだから。

輝くことを恐れないで。
輝くことで幸せになって、傷を癒して、成長して、誰かを支え導いて。
この満月は、そういうことを考えるのにぴったりの時期です。

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あなたの太陽を呼び起すための手帳とは

太陽はいつも輝いている、というロマンティックな事はわかる気がするけど、じゃあ手帳でそれはどうやれば?という事もちょっと考えてみましょう。
(ここからは、ちょっとしたお楽しみゾーンなので、役に立つというよりエンタメ的な読み物としてどうぞ)

星占いでいうと、手帳は水星が担当します。
特に時間管理が関わるスケジュール帳は水星。星座でいうと、乙女座などがきそうです。人との約束は双子座担当でしょうか。
でも、ウィッシュリストは、好きな事=金星、未来の夢=木星、心の安定や安らぎ=月、等々が全部集まってくる感じです。
で、それを「書く」のは水星の担当。

じゃあ、太陽は?

というと、「行動する事」らしいのです。

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