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新月と満月からはじまる手帳ムーンプランナー

来年の手帳を選ぶシーズンに入って、手帳売り場がにぎやかになっています。未来を想像する時に、手帳というツールはとても強い味方になってくれます。

ムーンプランナーは、そんな手帳の中でもかなり特殊なスタイルです。
はじまりは、秋分の日のあと最初に来る新月。
なので1日からはじまりません。

今年は10/6が新月なので、秋冬版はそこからスタートです。

1年2冊に分かれていて、春夏版は春分の日の次に来る新月(来年は偶然にも4/1)からはじまります。
来年の春夏版と一緒になっている2冊セットも発売中です。春夏版単冊はもう少し先の発売予定です。


中身はだいぶ普通の手帳と異なります。

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新月の欄が大きく、半月も大きめになっています。
これはアイコンなどに頼らず、パッと見てレイアウトだけで重要な日がわかるように大きく作られています。
(意匠権・商標権登録済み)

一見、どう使ったらいいかわからない形になっていますが、その違和感がとても大切です。

違和感を持ったまま、いくつか予定を書き込んでみてください。
日にち、曜日などを見飛ばなさないように、注意深く。
この注意深く見る、という事がとても大きな力になってくれます。

普通の手帳の普通の曜日の並びだと、次に何曜日かがすぐわかってしまうので、しっかりと見ないことがよくあります。
いつもと違うレイアウトで自分の生活や予定を見ると、「思ったよりつまり過ぎている」「思ってたよりも余裕があるかも」と、惰性で見えていなかったことが見えるようになっていきます。

さらに、月の満ち欠けは約二週間サイクルの繰り返しです。
これがとても効果的。1週間だと特に働いている人は忙しくて時間が取れません。でも2週間くらいあると、仕事をしていても、その他の予定などがちゃんとできているなと実感できるスパンです。
かといって、1カ月だと少し長すぎます。
これは実際に書き込んでみるとわかる、フワッと気持ちが軽くなるスパンです。


月の満ち欠けを取り入れた手帳は何種類もありますが、ムーンプランナーは新月&満月をそれぞれ起点として約二週間をワンサイクルとした手帳です。

満ち欠けというと、新月にはこれをして、満月にはこれを食べて、みたいなコンテンツが人気がありますが、ムーンプランナーは「その日」ではなく「期間」に意識を向けるようにしている手帳です。

時間を区切ると、今まで見えなかったものが見えてきます。
いつかやろうと思っていたものに適切な〆切が見えるようになります。
そして、いつの間にか、すごくがんばっている感じはないのに、やりたいことを実行できる行動力につながっていく……そんな手帳なのです。


ちょっとややこしいけれど、ピンとくる人にはめちゃくちゃピンとくる、不思議な手帳です。意外と実績は長く、7~8年販売が続いております。
ムーンプランナーのみで使うというよりは、ほかの手帳と合わせ技で持つのもおすすめ。時間の流れを違う角度から見ることで、いろんなものが見えてきます。

ただ、大きなお店では取り扱いがなく、ほぼオンラインショップメインとなっております。

初めてムーンプランナーを使うという方は、使い方についてはムーンプランナー自体には説明がほとんどないので、書籍「満ち欠けスケジューリング術」もご一緒にどうぞ。



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