kawashuの自己紹介

こんにちは。

三投稿目になりますが、改めて自己紹介をさせて頂こうと思います。

私は現在二十歳、昨年までは都内の大学生でした。
来年から海外の大学に通うので、それまでの期間を現在はバリスタを目指して、スペシャルティコーヒーを学んでいます。


高校を卒業し、大学では経営学科に入学しました。(身近にコンサルをされている方がいて一番具体的にイメージできた学科だったので。)
当時の私には目標がなかったので、授業に楽しさや意味を見出せずにぐうたらな生活を送っていました。
そんな風に時間を持て余していたので、春休みに友達と計画したのはイタリア旅行。英語は少し話せるので個人旅行で行くことにしました。

メディアで見たものを実際に目にする喜びに加えて、偶然起こる出来事への感動は格別でした。
フィレンツェで泊まったホステルが偶然にも中田英寿が宿泊した宿だったり、ヴェネチアではシュルレアリスムのギャラリーが催されていて、奇跡的に大好きなマグリットの絵画を生でみることが出来たのです。母の実家に帰るといつも敷布団に寝そべりながらこの不思議な絵を眺め、誰が描いたんだろう?どうしてこの絵を描こうと思ったんだろう?と考えていたのを思い出します。


さりげない事では、夕暮れのヴェネチア郊外の人影のない通りで、老人が1人街灯に照らされアコーディオンを弾く姿の、しっとりしたノスタルジックな雰囲気に魅了されました。
こうした目に見えるその地特有の時間の流れを感じるために、長時間歩いてホテルまで帰る時もありました。

ふらっと立ち寄った小さな工房では、伝統的な仮面を制作しているお爺さんに出会い、一つ一つの仮面の意味や、日本にいらした時の事を一時間ほど話し込んだり。


素敵な偶然が連続したイタリア旅行は、自分のアンテナの高さ次第でいくらでも濃厚な人生を送れるという事を気づかせてくれました。そしてもっと深く世界と関わりたい、、!と思い、改めて英語を習得する必要性を感じました。

一度やると決めたら後戻りできない性格なので、直ぐに海外の大学に通う事を決めましたが、はっきりした目標はなかったので、まずは留学準備と目標設定のため休学することにしました。


休学期間、英語を勉強をしながら将来を模索していた時、ふらっと立ち寄ったスターバックスで彼らが南米に世界初の“自社農園と隣接した店舗”を作ったという記事と、日本からこの農園に三名無料招待されるというキャンペーンを知りました。
(この事業のメリットは自社農園を持つことで、生産者と長期的な信頼関係が築けること。また、店舗を隣接することで生産者と消費者の距離が近くなり、直接フィードバックができる上にお互いの存在を意識できる。との事でした。)
両親の影響で農業や自然は身近なものでしたが、コーヒーはむしろ苦手意識を持っていました。しかしこの新しい発想に惹かれ、興味本位で応募しました。

また中学生の時に読んでいた“Ranzuki”という雑誌で憧れていたモデルの鎌田安里紗さんのブログを通じて(コーヒーやチョコレートなどの流通で知られる)フェアトレードに以前から興味を持っていたので、コーヒー業界に徐々に関心を持つようになりました。

コーヒーが苦手なのに興味があるという矛盾は、この後にノルウェー発のfuglenというカフェとの出会いで解消されました。

私は両親の影響でJAZZが好きで、都内でジャズを聴きながら食事ができる場所を探していた時に友人にこのfuglenという浅草のカフェを紹介されました。間接照明の効いたシックな空間とレコードから流れる音楽が魅力的で何時間も居たくなるような空間に、一瞬で魅了されたのでした。
メニューを見た時に驚いたのは、コーヒーの下にアプリコットやオレンジなどフルーツの名前が記載されていた事。ハンドドリップという言葉すら知らない私にお店の方が丁寧に説明して下さり、初めて浅煎りコーヒーと出会ったのです。その時のコーヒーを初めて美味しいと思えた感動は今でも忘れません。



ところで、この頃から大学に通っていた時間を自宅で一人勉強して過ごすようになり、今まで向き合ってこなかった“生活”について考えることが多くなりました。
初めは一日中家に居る事を苦痛に感じていましたが、様々な事を実践した結果、暮らしを楽しむには“衣食住を整える事”が大切だと気付いたのです。例えば高くても長く使える物を最低限買う丁寧な消費❇︎、食材のトレサビリティやバランスを考えた料理、インテリアによる居心地の良い空間づくりなど。

❇︎これらについてはまた後ほど記事にするつもりです。

こうして色々な自分を発見していくうちに、再び毎年恒例の春休みの旅行準備をする時期になりました。

この休学期間で自分のワクワクと向き合い、私は偶然それら全てが北欧に関係しているという一貫性を見つけたのです。

上で述べた浅煎りコーヒーは北欧特有で、彼らは世界一コーヒーの消費量が多いと言われています。またIKEAを初めとしたインテリア、自然との関わり方、食べ物、政治、ライフスタイルや思考まで、これからの暮らしのヒントになる要素が宝箱みたいに詰まっている、、!と感動したのです。

一投稿目に詳しく書きましたが、北欧のドキュメンタリーを見てさらに思いが強くなり、行き先をフィンランド、ノルウェーに決めました。


絶妙なタイミングで、その時期に以前紹介した鎌田安里紗さんの“little life lab”という普段の暮らしの小さな疑問を大切に、エシカルについて創造的に学ぶオンラインサロンの選考を通り入会。また、スペシャルティコーヒーを本格的に学べるロースタリーでも働かせて頂ける事になりました。


その後実際に北欧旅行を経て、暮らしに対する価値観❇︎がとても広がったのです。この体験を自分だけに留めているのはもったいないと思い、現在は留学までの期間にアウトプットする場を作りたいと考えています。

そして将来は自分で食材、インテリア、食器、フレグランスやアクセサリーなどを世界中からダイレクトに仕入れ、素敵だと思った生産者のストーリーと共に様々な形で提供したいと漠然と考えているところです。

noteを通じて、同じことに興味を持っている人や、一緒に疑問を解決出来る方に出会えるといいなと思っています。
北欧について知りたい方
丁寧な暮らしがしたい方
アウトドアに興味がある方
美味しいコーヒーやご飯が食べたい方
エシカル消費や環境問題に興味がある方

一緒に考えて見ませんか?




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