Mophi

読書が好き、お菓子作りが好きな普通の人です。

Mophi

読書が好き、お菓子作りが好きな普通の人です。

最近の記事

突然のお別れ

まだ、消化できていない状態で書いていますが、私にとって、ずっと憧れでありとても大切な方が亡くなりました。 歳が近くて、二十歳の頃少しアメリカで一緒に暮らし、一緒に遊んだ彼女。優しくて面倒見が良くて、いつも明るくて太陽のような存在で、男女どちらからもモテてキラキラしてとてもかわいい人だった。 ずっとずっと居てくれるような気がしていた。離れた場所に暮らしていたけど、すぐに会えるような気もしていた、だから実感がわかない。 なぜ? なぜまだ40代の彼女が命を終えないといけないのか。

    • 全ての出来事には意味がある

      フランクル熱を帯びたままの勢いで、書いてみてます。 生きていると、本当に色々なことが起こります。昔の私が、今の職業を知ったら「はあ?なんで?」となるでしょうし、選挙を手伝ったりしてると知っても、驚くでしょう。 ほんの数年前まで、私の中では想像つかなかったことがいくつも起こりました。 今やっている仕事やボランティアは、今私が使命だと思っていることです。フランクル流に言えば、人生からの問いに答えるための使命、という感じでしょうか。 ここに来るまでに、振り返ると色々ありました。

      • 時間の使い方

        人生の残された時間を考えたときに、どう過ごしたらいいのか。 平均寿命からするとあと数十年ですが、年々体感として時間の経過がますます早くなったように感じているので、正直少し焦る気持ちがあります。 タイパ、コスパといった意味合いではありませんが、不本意な過ごし方はすべきでないなとは思います。結果としてそうなることがあるとしても。 若い頃は、誰かと会って遊んだり話したり飲んだり、定期的に会って友達関係を持続することを生きがいとしていました。ひとりでいたくなくて、友達に会う、恋人

        • 苦悩する存在

          GWに入りましたね。 私は仕事の日もありますが、とりあえず明日は休みなので少し夜ふかししつつ書いてみます。 「夜と霧」の著者、フランクルは人間を「苦悩する存在」と表現しました。 「私たちは、苦悩する限り、心理的に生き生きとしているのである。またさらに私たちは、苦悩において成熟し、成長するのである。苦悩は私たちをより豊かにし、また強靭にしてくれるのです。」 上記引用は、私の心にジュワっと染み渡りました。苦しい、辛い。生きていればそう思うことがたくさんありますよね。 わりとノー

        突然のお別れ

          仕事のこと

          仕事って、選ぶのが本当に難しい。 特に特技もない、資格もない私は何を選んでいいのか本当にわからず悩みました。 私は超氷河期と言われた世代。自分の出身大学であれば難なく就職できる、なぜかそう信じていました。 ところが現実は100社以上応募し内定は1社のみ。私は不要な人間なんだと自己肯定感が底まで沈みました。 振り返れば、私は大学に入ったことにあぐらをかいてなんの努力もしていませんでしたから、私が採用側でも不要だと思うでしょうが。 それにしても、酷い状況で、かなり優れたり努力を

          仕事のこと

          運命〜影響を与え合う〜

          なんか壮大なタイトルになってしまいましたが… 「運命」の出会いってあると思うんです。昔なら男女の関係を思い浮かべたでしょうが、それだけではなくて、人と人との出会いの話です。   若い頃、影響を受けるのは親や偉人や好きなアーティストだったりしました。野球好きな父の影響でソフトボールを始めたり、大好きなYOSHIKIさんに憧れて一時的にピアノに熱中したり、バンドを組んでみたりしました。まあ、飽きっぽかったのですが(笑)。私は友人の影響で何かをした、というのはあまり無かった気がし

          運命〜影響を与え合う〜

          小川淳也さんについて勝手にひとり語り

          4月18日は小川淳也衆議院議員のお誕生日、53歳になられました。 ということで、私が推している香川1区選出の小川淳也衆議院議員について書いてみようと思います。 勝手に私が小川淳也さんについて解釈していることですので悪しからず。 私がはじめて小川さんを知ったのは小川さんが48歳の時、「なぜ君」の映画より半年くらい前に小川さんの統計不正の質疑の動画を見たときでした。ああ、こんな凄い政治家がいるのかと。 ちょうどコロナが流行り出す直前だったと記憶しています。 私はそれまで選挙には

          小川淳也さんについて勝手にひとり語り

          まわりの環境を変える「ミドルエイジクライシス」

          今読んでいる本に、「ミドルエイジクライシス」という言葉が出てきます。自分はまさに只中にいるのかも、と思ったりもします。 寿命の半分は過ぎ、何者かにはなれなかった現実があり、でもまだ何かできるのでは?ともがき苦しむ年齢ゾーン。 それでも、とても楽しい年齢になったなと思います。今の自分は、昔の自分よりも好きです。 昨年は、本当に色々なことがありました。いや、思い返せば数年のあいだに自分に色々なことが起こり、色々なことを考えてきました。 自分を取り巻く環境がめまぐるしく変わってい

          まわりの環境を変える「ミドルエイジクライシス」

          エーリッヒ・フロム『愛するということ』より派生して、人間関係を考える

          たくさん本を読んできた、とはまだまだ言えるほどの読書量ではありませんが、そんな私でも強く心に響いた本がいくつかあります。 特に古くから名著と言われる本には、それなりの理由があるなと納得します。 エーリッヒ・フロムの『愛するということ』は、私にとってはとても響いた本でした。 「愛する」というのは生得的にできる行為ではなく、訓練を積んで能動的にするものだというのです。 「愛」はもちろん自然に生まれるもの。親子間の愛は無償の愛。私も子供に愛情は当然あります。 しかし、「愛する」と

          エーリッヒ・フロム『愛するということ』より派生して、人間関係を考える

          自分との向き合い方

          人生は学びの連続。 自分を変えていくことを、すごく楽しいと感じるようになりました。 自分で責任を負い、自分で決める。ごく当たり前のことですが、振り返ると全くできていなかった。 人のせいにしたり、何かのせいにして責任を逃れてろくに真面目に勉強もせず、何事にも向き合わず雑に生きていたなと恥ずかしく思います。 最近(ここ数年)何を変えたか。 ◯早寝早起きするようになった ◯運動をするようになった ◯食べすぎないようになった ◯飲み過ぎないようになった ◯やりたい仕事にこだわった

          自分との向き合い方

          映画『オッペンハイマー』の感想(多少ネタバレあり)

          映画は本当に興味がないとなかなか行かない私ですが、オッペンハイマーはずっと観るのを楽しみにしていました。 映画に関する予備知識は無しで行きました。日比谷のTOHOシネマズでした。 まず、音の大きさにびくびくしていました。かなりデカイ。一つとなりのおじさんが咳しているのがさほど気にならないほどに、効果音が大きい。それから3つの時間軸での場面転換についていけなくなります。 科学者についての予備知識があった私でも、混乱しました。 以上が全体的な印象です。 さて、内容ですが、 オ

          映画『オッペンハイマー』の感想(多少ネタバレあり)

          言葉のチカラ

          明日から4月になりますね、早いもんです。 私の職場でも、体制が少し変わるようです。 先日、久しぶりに友人からメールをもらいました。 私が物凄く辛くてドン底に居たときに、私を肯定してくれて、元気づけてくれる言葉をたくさんくれた大切な友人です。どれだけ救われたことか、感謝してもしきれません。 そうだった、私は色んな取り柄のある素晴らしい人間なんだった(笑)と、自覚させてもらえました。 最近は、自分の進むべき道はこれでいいのだろうか。実際は何も成長していないのではないか。このま

          言葉のチカラ

          こころの故郷へ(続き)

          銚子2日目。風が強いですが晴れました。 チェックアウトをして、まずは犬吠埼の灯台へ。 私が来たのは18年ぶり。 犬吠の海は岩肌が見えて荒々しい。幼い頃よくみた風景です。不思議な気持ちになりました。 小学生のときに親戚一同で泊まった、ぎょうけい館は昨年閉館したようです。さみしいなぁ。 今回犬吠埼ホテルに泊まりましたが、大昔、京成ホテルだった頃に泊まったことがあります。 犬吠埼をあとにして、銚子電鉄で銚子駅に戻ります。 銚子駅から歩いていけるお寺に、祖父母のお墓があります

          こころの故郷へ(続き)

          こころの故郷へ

          私の母の生まれは、千葉県銚子市。 母の実家は旅館を営んでいました。 現在は廃業しお墓があるだけですが、私が幼い頃毎年夏に、会ったことがない祖父母のお墓参りをしに訪れていました。 今回は東京駅から特急しおさいで行きました。 銚子と言えば、漁港と醤油工場の町。 まずはヤマサ醤油の工場見学を予約していたので、暴風雨の中銚子駅から歩いて工場へ。 母の実家はヤマサの隣にあったらしく、今となっては写真も処分され何もわからないのですが、母がこの風景を見ながら育ったのかなあなどと思ったり

          こころの故郷へ

          心の臨界点。

          心と体のバランスを取る。 歳をとるに従って、ますます重要なポイントだなと思う日々です。 一昨年から仕事をはじめ、年下年上関係なく同僚から色々教えていただくことばかりで感謝しています。とともに叱責されたり、お客様からの叱責、逆ギレ、いわゆる負の感情を受けることも多々あるわけです。 そういう時にどうするか、もちろん自分が悪いときには必ず反省し、謝罪し直していくのですが、理不尽なものもあります。 基本的に逆ギレやイライラや、自分の思いどおりにするために威嚇する、は理不尽なもので

          心の臨界点。

          工場見学(雪印メグミルク)

          春休み直前に、茨城にある雪印メグミルク阿見工場へ見学に行ってきました。 食品工場の予約はコロナで中止されたままの工場も多く、再開している工場を予約するのは至難の業です。こちらは若干遠いのもあり、運良く予約が出来ました。 常磐線の荒川沖駅からバスで20分の場所にあります。ちょうどいい時間に着くバスがなく、午後からの見学時間でしたが午前中からちょっと先の、あみプレミアム・アウトレットまで行き時間を潰してから、折り返しバスに乗り工場に行きました。 あみプレミアム・アウトレットで

          工場見学(雪印メグミルク)