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ふじじ日記 2021年4月末「手術、スワローズ、ジモティー」

4/16
夕方、病院で右肩鎖関節の腱再建手術の説明を聞いた。
夜、ナイター。

4/17
スタジオ。アレンジ。
そのあとうちでPodcastを収録して石像と飲んだ。

4/18
昼、石像とみみおに行ったけど休みだったので、らんたんへ。
「ラーメン大」が思いのほか大で、少し残してしまった。
石像と出町柳まで歩いていると、近所のかまどやが閉店していた。ぞんざいな食事を摂りたいときに、あそこのから明太弁当を食べるのが好きだった。
そのあと石像と鴨川で飲んだ。小便が我慢の限界だった石像がトイレから出てきて「アメイジングやでぇ〜!」と言った。

4/19
朝から、入院のために病院へ。
病院へ入る前にPCR検査を受けた。鼻の奥に棒を挿れられるスタイル。結果は陰性で無事に入院。ん?「無事に入院」とは?
特にすることもなく、ひねもす暇だった。
『推し燃ゆ』(宇佐見りん・河出書房新社)を読んだ。推すという行為は命に関わることなんだなと思った。スワローズが身売りして「高須クリニックスワローズ」とかになったら死にたいと思うだろうか。思わないだろうな~。

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【写真 病院の食事】

4/20
午前中、『僕が愛したすべての君へ』『君を愛したひとりの僕へ』(乙野四方字・早川書房)を読んだ。どちらからでも読めるアイディアはおもしろいけど、人物描写に深みがなくて薄っぺらい印象。
15時過ぎから手術。賢いユリシーズの大濱くんが、「全身麻酔ってむちゃくちゃ気持ちいいらしいっすよ」と言っていたので楽しもうと思ったけど、「麻酔入れていきますね~」と言われて3秒したら手術が終わっていた。二時間弱、ワープした。
終わった後、「いやぁ、マジで一瞬でしたねぇ。先生、うまいことやってくれましたか?」みたいな感じでハイテンションだった自分が怖い。
麻薬みたいなものだからなぁ。なんなら、歩いて部屋まで帰ろうか?ぐらいの気分だった…。
しかし、もっと広範囲に切ったらむちゃくちゃ痛いだろうな…。
いままで、手術を受けた人に対する想像力が欠けていたなぁと思う。「手術?したらよくなるんでしょ?ほなするしかないやんけ」ぐらいに思っていた。小学生のときはまだ「麻酔が切れたらむちゃくちゃいたいらしい」と思っていたので、手術を受けた人に「大丈夫だった?痛かった?」などと言っていたのに。
術後、スマホで野球観戦。田口投手に初勝利がついた。よく森下投手から勝ちを掴めたなぁ。川端がよく打った。さすが。リリーフ陣もがんばった。

4/21
術後の消毒で、初めて手術跡を見た。ホッチキスみたいなので止めてあり、痛そう!と思った。実際、鈍く痛むけども。
TVerで千鳥の番組を観たり、アマプラで「明日への地図を探して」というタイムリープものを観たりしてゴロゴロ過ごした。
スワローズが粘って引き分けた。マクガフがやられるかと思ったけど、踏ん張った。両チームの四番がブレーキになった日だった。負けなくてよかった。

4/22
朝、ささっと退院。
帰りのバスで座っていたら、左側に座った人の肩がぶつかった。右側を空けてなくてよかった。
帰宅してPodcastの編集、アップ、サイトの更新などをする。右腕の可動範囲が狭く、やりづらい。日々よくなるだろう。
そのあと、健康保険協会へ限度額適用認定証を申請しに行った。あっさりと、2分で終わった。病院都合で請求が遅れていて助かった。
しかし、バスでも往来でも、右肩に人がぶつかってきそうで恐ろしい。急に立ち止まる人、ノールック方向転換人が多すぎる。普段から思っていたけど、余計に気になる。わざとぶつかってくるおっさんがいたら、急所を蹴り上げてしまうだろう。
帰宅して30分昼寝。それからシャワーを浴びた。なかなか右腕が使いづらくて苦労したけど、なんとかなった。
そんな折、祖父が亡くなって広島に帰省したという友人から「実家が老人の家になっていた」と写真付きでLINEをもらった。
「透明なケースに入った人形」は祖父母の家にもあったな…と思う。なんなんだ、あれ?
なんでも、友人の父は定年退職後にジモティーを始め、人との交流と宝探し気分にハマっているとのこと。
要らないものを入手して物が増えているとのことだけど、普段の生活のゴミは捨てているらしいし、ゴミを拾ってくるわけではないからゴミ屋敷とは事情が違う。
LINEをするうちに「ジモティーで人との交流を図る」というのがヤバいな、と思うようになった。
友人曰く、「老人向けのマッチングアプリとかあったらハマりそう」とのこと。
それがゲートボールとかカラオケなんじゃないかなと思った。今後の動向が興味深い。
テレビでナイター観戦していると、件の友人のお父さんがスケボーをやってる動画が送られてきて困惑。しかもめっちゃうまい!スケボーとジモティーの振り幅が広すぎる。
あとは、LINEの流れで「貴種流離譚」という言葉を知った。「みにくいアヒルの子」みたいな物語の類型をそう呼ぶらしい。知らなかった。
ヤクルトが勝った!2勝1分。今日も山崎がスリーベースを打った。近藤投手も地元広島(安佐北高校出身!)でナイスピッチング。マクガフは追いつかれてしまったけど、石山と同じく三連投でしっかり投げてくれた。

4/23
仕事復帰。なにかと不便ではあるけど、怪我をして手術をするまでの間にも段々とできることが増えたし、こんなものだろう。
ナイター観戦。コリジョンルールでセーフなのでは?と思うシーンがあったけど、捕手以外には適用されないルールらしい。なんかヤクルトがまた勝った!また川端が打った!山田2ホーマー。

4/24
スワローズがオスナの逆転サヨナラ2点タイムリーで勝った!すばらしい!村上くんがムードメイカーにもなっていて、よい雰囲気!サンタナも見逃し方がいい感じなので、そのうち打ってくれると思う。

4/25
モルグのスタジオ。腕が痛くてギターは弾けないので、ピアノを少し弾いた。コーラスの練習をメインに。
そのあとうちでPodcastの収録。石像と出町柳で飲んだ。

4/26
Podcastの編集。
そのあと新しいアー写撮影のwebミーティング。29日に撮影の予定だったけど、そこだけ雨らしいので延期することになった。

4/27
仕事のあと、初のリハビリへ。軽く動かしただけ。最初の2ヶ月は、重いものを持ったり右手をついたりしないように、とのこと。固まるまでは再建した腱が伸びやすいらしい。伸びたらまた手術するしかないそうだ。怖い。

4/28
雨のなか、自転車で出勤。ワークマンで合羽を買っておいてよかった。
夜、Meiouseiのスタジオ。スーのギターを借りて弾いた。まだ痛むときがあるなぁ。

4/29
作曲。メロコア風のリズムで打ち込みを作ってみた。
その後、翔平に預かってもらっていたギターを回収に行った。運転はまだ早いようだ。カーブで曲がるときに痛い。

4/30
仕事後、タイガーに寄って古いPCのデータをコピー。
それから病院で抜鉤。先生に「抜鉤する前に、写真撮らなくていいですか?」と訊かれたけど、「いいっす」と返答。「けっこう最近は撮る人が多いんですよ~」とのこと。一本目を抜いて先生が「痛いですか?」と訊くので、「まぁ、耐えられます」と言ったものの、外側から内側になっていくにつれて、徐々に痛くなった。8本ぐらいあった!

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