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宮崎大学 地域資源創成学部の学生を、零細でtoBでローカルベンチャーな弊社のインターンシップにお誘いしてくる話

東京からUターンして一番時間を使っているのは「株式会社ことろど」のしごと。吃音症で「た行」からはじまる言葉を口に出すのが大変苦手なので、自己紹介が難しい。所属するLHR事業部(Local Human Resource)は「企業の供給体制を最適化する」ことをミッションに、県内企業の採用・定着・育成の起点をつくろうとかけずりまわっている。のたうちまわっているだけかもしれない。でも、絶対に必要なことだと、今はキャズムの歪みだと、誇りを持ってのたうちまわっている。

今回「事業部でインターン生を受け入れたい!!」ということで、本日10月25日、宮崎大学地域資源創成学部の「インターンシップフェア」に参加させていただく。学生は30社弱?の企業から好きな企業を5社選んで話を聞くらしい。なんて残酷なシステムだろう。弊社のような零細・toB・ローカルベンチャーは誰からも見向きされないと思うので、このnoteにインターン生を受け入れたい!との考えに至った想いをしたため、リンクをQRコードにし、A4の古紙にでも印刷して、会場を惨めにふらふら彷徨おうと思っている。

\ 拡散希望!!!!弱者に救いの手を!!!!!!!!!! /


「目的がないと行動できない」なんてことは一切ない

実は同学部の学生と接点を持つのは初めてではない。少し前にも「キャリア・クロストーク」という同学部の座談会イベントに参加した。

座談会では学生と輪になり、自分のこれまでを伝えた上で、学生の質問を受けた。とってもとっても印象に残っているのは「明確な目的がないと行動すべきではない」とか、「自分が何をやりたいのかわからなくて行動できない」という悩みにも似た質問が多かったこと。その結果、

  • 終わることのない自己分析の沼にずぶずぶとはまる

  • 何も行動できずに家とバイトと学校のいったりきたりになる

  • SNSで志をみつけた人を見て焦る、自己嫌悪に陥る

そんな状態になっている・なりかけている人が多い、ような気がした。

出会いと経験が、みらいの輪郭をつくる

目標を持っていることは素晴らしいことだ。一方、目指すべきものが現時点で明らかになっていないことで苦しむ必要は全くない。行動力の源泉は「なーーんか面白そうだな」で十分。まずは行動してみることで、自分の世界が広がり、やりたいことの輪郭がだんだんはっきりしてくる。

インターンシップはまさに、やりたいことの手がかりをつかむための手段だ。いつもと違う環境に身を置き、いつもと違う出会いを経験をすることで「自分は何に心躍るのか」を確かめやすい。「その会社のため」「学校の単位のため」、そんなことは二の次、三の次。なので、私たちは学生に「出会い」と「経験」を提供することにフルコミットする。フルフルフルフルフルコミットする。これは決意表明だ。

  • あの時、あの人と巡り会ったから道が拓けた

  • あの時、あの出来事があったから、自分が進むべき道が分かった

私にもそんな出会いや経験がある。その舞台が、私の大好きな日南市だったら最高じゃんか。そんなことを考えてわくわくしている。

10月25日インターンシップフェア / プレゼン資料より

企業のビジョンも出会いと経験によって磨かれる

私たちLHR事業部も県内の企業をのたうちまわる中で「ハローワークに求人を出しても、いい人から応募が来ないんだよね」「取引先からたくさんの注文をいただくんだけど、人が集まらないから規模を縮小せざるを得ないんだよね」。そんな声をたくさん耳にする。

胸が痛い。もったいない。歯痒い。いろんな感情が交錯する。

その度に、自分たちが取り組むしごとの価値が磨かれているような感覚がある。最初から今のような想いを持っていた訳ではないかもしれない。できることを本気でやっていたら、潜在的なニーズに気づき、仮説が確信に変わっていく。勝手な使命感が湧いてくる。自分の人生が何かに導かれているような気さえしてくる。こうなると、しごとは面白い。

「延長線上の未来にはなかった、新しい選択肢を創る」。
そんな体験を、学生の皆さんにも提供できたら嬉しい。

10月25日インターンシップフェア / プレゼン資料より

インターンシップで学生に求めるミッション

とはいえ、「具体的な仕事を経験すること」がインターンシップの大前提。今回は、日南市のローカル求人情報サイト「日南しごと図鑑」の運営に参画して欲しい。地域学部OGのあかりんご先輩が編集長。一緒に関わってくれるよ。

うわーーー、これ、絶対にやった方がいいけど、忙しくて手がまわんないんだよね・・・

そんな、重要度が高いけど優先度を上げきれていないミッションがたくさんあるんですよ。そこにコミットして欲しいです。つまり、インターン生は単なるお手伝いではありません。事業部の将来につながるミッションをお渡しします。もちろん、ミッションを達成するためのレクチャーはしっかりやります。私は元人材育成のコンサルタント兼研修講師なので、「どの職場でもどの会社でも通用する社会人基礎力」を、がっちりお伝えします。最後は成果報告会もあるよ。

10月25日インターンシップフェア / プレゼン資料より
10月25日インターンシップフェア / プレゼン資料より

「勇気」という言葉

期間は1ヶ月間、2月15日からスタート。長いよね。知らない場所、知らない人、初めてのしごと。不安がいっぱいで、飛び込むにも勇気がいるんだろうと思う。でも、やっぱり楽しいことが一緒にできそうな予感がしていて、誰かに飛び込んできて欲しくて、その確率が0.0001%でも上がればとnoteを書いている。

「勇気を出す」「勇気を振り絞る」と表現するように、勇気は誰かに与えられるものではなく、すでに自分の中に備わっているものだ。繰り返しになるが、「記事を書くことに興味がある」とか「発信することが好き!」とか、そんな目的意識は必要ない。もちろんあっても良い。「なんかたのしそう!」だけで十分。

誰かの心に届いて、一人でも来てくれたらいいなーー。楽しみです。

「インターンシップは行けないけど、LHR事業部に興味があります!」とか「地域資源創成学部じゃないけど一緒に何かやりたい!」という変わり者がいらっしゃれば、下の連絡先やSNSのDMで気軽にメッセージください。待ってます!

ではでは、この後、良い出会いがありますように。

(左)筆者 (右)日南しごと図鑑編集長のあかりんご


■連絡先
株式会社ことろど LHR事業部 GM
森山義也(もりやま よしや)
メール:moriyama.yoshiya@nichinan-lv.com

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